五章 未来が見えるまで。
重低音が轟く。緋色の残像と共に強化した魔法と、苦しみ悲しみ。全てを乗せ―――
あの日。あの時。私が動けていればッ!
全ては、動かないはずだった。平和な、雫とじゃれていた日々はどこへ行った?
自分はどうなったのだ?
クリエイションオンライン?そんなの知らん!
雫を消し世界を落とした私の力。すべてすべて消えてしまえばいいのにッ!!!!
(私なんか………消えてしまえばいいのに。)
大切な何かが消えていく感覚があった。
インターネットが何だよ!?最高権限者が何だよ!?
私の友達は……どこへ行ったんだよ……!
「うわああああああああああああああああああ」
涙がボロボロ出て、悲しい。許せない
許さない。
これは――――少年少女の運命の物語。
【作者から】
こんにちはぬりぬりねこです。最近は投稿できてなかったんですけど、
応援してくれている方もちらほら見かけてうれしいんですが、感想などを言ってくれたりしてくれると、もっと嬉しいです。
インターネットに転生してみた。~情報の最高権限者~ ぬりぬりねこ @rurea
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