第5話中学生時代③

 中学三年生の時は、高校受験に向けて、進路を決めないといけない時期だったので、いろいろ大変だった。

 実力テストがあったり、模擬試験があったり、本番に弱い私はあまりいい点数をたたき出すことができなかった。


 テストもそうだが、勉強以外にも福祉体験を実際、福祉施設で習ったりもした。

 友達二人と私で、地元の福祉施設に行って、福祉や介護のことを見学しながら、実際にお年寄りの会話をしたり、施設内を案内してもらったりもした。


 今では、だいぶ施設内部も様子が変わっているが、その当時は施設内に憩いの場みたいなところがあり、そこでお年寄りと会話できるスペースが設けられていた。


 福祉って、今でもニーズがあって、働きやすく、でも大変重要な仕事。

 介助だけでなく、心のケアやコミュニケーションもしっかりと図らないといけない。


 いろんな方がいるので、その人に適した方法で、介助する必要がある。

 熱弁したが、何せ進路を決めないといけないのが中学三年生の時期なので、勉学にも相当いそしんだことは言うまでもない。


 いい思い出ができた中学三年間だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る