なつきコインのAI活用講座 投稿小説を書いている、物書きだからこそ、今、AIを有効活用しよう。

第４回 絵本を作ってみたい人必見 一貫性のあるキャラを作成できるGPTsを作成しました。ただいま公開中！

　絵本を自分で作ってみたい、物書きのみなさん、こんにちは。

　なつきコインです。

　こちらの講座は、動画にしてYouTubeで配信しております。

　文字だけで分かり難いところは、そちらもご利用ください。

　https://www.youtube.com/@NaCO_ai/featured

　YouTubeから「なつきコイン」で検索すれば見つけられます。

　また、これから紹介するGPTsは、公開しておりますのでご自由にお使いください。

　AI Best Fun　のサイトhttps://aibest.fun/post-161/161/　からChatGPT-画像修正者 のリンクをクリックしてください。

　ChatGPT　のGPTを探索するから、画像修正者を検索しても出てきます。

　今回は、ChatGPTを使って絵本を作ろうという話なのですが、今回使用するのは、ChatGPTの有料版です。無料版では利用できませんので申し訳ありません。

　それと、今回私が作成したGTPsでは、まったく同じキャラの画像が作れるわけではありませんので、ご承知おきください。

　ChatGPTを使って絵本を作ろうとした場合問題になるのが、ChatGPT のDALL-E では、一貫したキャラクターの画像生成が難しいということです。

　そこで、今回はGPTsを使って、その問題を解決することにしました。

　GPTsとは、Chat GPTを自分の目的や好みに合わせてカスタマイズできるサービスです。Chat GPTの作業を自動化できます。

　それを利用して作成したものが、生成した画像から特定部分のみを変更し、他の部分に影響を与えずに、新しい画像を生成するGPTsである「画像修正者」です。

　では「画像修正者」について見ていきましょう。

　まずは、ChatGPTを開いて、GPTを探索する、をクリック

　GPTsのページから、画像修正者を検索、それを開きます。

　画像修正者のページが開いたら、一番下の入力欄に作成したい画像のプロンプトを入力し送信します。

　画像が作成されます。

　画像が表示された下に、SEED値と画像の作成に使用したプロンプト、それと、その日本語訳が表示されるようになっています。

　この画像に修正を加えたい場合は、そのまま修正箇所を指示します。

　他の画像にしたい場合は、リセット、と入力します。

　修正箇所の指示は「笑顔」とか「ジャンプ」といった単語だけでも修正してくれます。

「にぎやかな城下町に行き、キャンディーを持つ」といった指示もできます。

　また、「プロンプトのこの部分を削除して画像を生成」といったこともできます。

　ただ、プロンプトを一度に全て入れ直すと、SEED値の固定が外れてしまうことがあります。注意してください。

　修正された画像を基の画像と比べると、同じキャラクターというよりも、似たキャラクターといったところでしょうか。

　それでも、なにもしないで、DALL-E で生成するよりは、はるかにましになります。

　背景がなく、白一色などで、キャラクターの表情のみを変えることは、比較的一貫性を保ちやすいです。行動や背景などの指定が増えるほど、その影響を受け、一貫性が保てなくなってきます。

　近況ノートに画像をアップしときますので確認してください。

　https://kakuyomu.jp/users/NaCO-kaku/news/16818023214284621031

　現実的なのは、キャラクターと背景を別に生成して、画像編集ツールで合成することでしょう。

　どのみち、文字を入れなければならないので、編集作業は必要になります。

　現在、私は、キャラ画像の背景の切り抜きには、Adobe Express、画像の編集、文字入れにはCanvaを利用することが多いです。

　少しでも、みなさんが満足のいく絵本を作成するためのお手伝いになれたなら幸いです。

　それでは、今回は、この辺で。