第9話 2月8日 さよならは別れの・・・
昨日はおとなしく大阪に泊まればよいものの、姫路まで戻ってサンライズ出雲に乗って帰るなんてことをしでかしました。
QAL公演の余韻に浸りながら寝台列車の揺れに身を任せるとは幸せもいいところですが、ひとつ欠点があります。
ワクワクにワクワクが重なって眠れない。
寝台列車(絶滅危惧種)は寝るためのものであるのは当然ですが、「鉄」はみな、「せっかく寝台列車に乗ったのだから眠りたい」「せっかくの寝台列車を少しでも長く楽しみたい(=すぐには寝たくない)」という葛藤を抱えています。いますよね?
しかし、早く寝るように大阪駅で別れた同行者に釘を刺されていたので、私も善処することとし、列車が滋賀県に入るころには横になりました。早いよね。十分早いよね。
でも、お察しのとおり結局寝不足なので、今日は短文2つでお茶を濁させていただきます。いつも濁ってはいますけれど。
(ひとつ目)
昨日の公演の開演前、タイラー君(なぜかタイラーってタイラー君って呼ぶのが一番しっくり来るんですよね)が何かのチェックのためなのか何なのか、ステージ下に降りていました。
ちょうど私の席の前方でした。
ただ、私もまわりの方々も、タイラー君はお仕事中だと思っていたので、近寄ることはせずに、自分の席のあたりから小さく手を振るくらいで我慢しました。
そうしたらタイラー君も手を振り返してくれました。感激です。
あと、うしろにタイラー君の姿が小さくですが入るようにフェンスの前に立って写真を撮ってもらい、ツーショット(実際はタイラー君の隣にいたスタッフさんとのスリーショット)気分を味わうとか。私もやりました。
(ふたつ目)
13時頃、ブライアンが大阪を離れ札幌に向かう旨インスタを投稿しました。
その中の一節がファンの目を引きました。
「さよなら」がGoodbyeではなくてAu Revoirという意味であることを願っています。
それを読んだとき、薬師丸ひろ子さんの「セーラー服と機関銃」(または来生たかおさんの「夢の途中」)の歌詞が頭に浮かびました。
どこまで引用が許されるかわからないので、最小限に。
「さよならは別れの言葉じゃなくて」
この曲は「再び逢うまでの遠い約束」と続きます。
ただ、ブライアンは、「未来ってどこまで見通せる?友よ、そんな遠くまではわからないよね」とその前に書いています。
つまり、未来なんてわからないよ(=これが最後の訪日かなんてわからないよ)ってことだと、私は感じました。
今回の来日公演が終わることなんて、正直言って今は考えたくはありません。
ひとつだけ、最後はAu Revoir(またね!)と言えたらと思いました。
さあ、明日は札幌に飛びます!まずは、雪まつりの雪像見物かな。
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