第8話 2月7日 ブライアンの豊かな表情を見られた大阪公演

 いよいよ大阪公演の日がやってきました。


 新幹線で14時前に新大阪に着き、駅で少し所用を済ませてから、京セラドームの物販に直行しました。15時に到着。初めて来た場所です。


 GOLD列は待機なしで入れ、前回我慢したはずのフーディーなどを購入。すでにTシャツは一生分、いや、来世の分までもっている私ですが、これでフーディも一生分持ったことになります。


 ここで今回の同行の方と落ち合い、まだ入場時間まで間があるので、昨日ブライアンが歩いた(はずの)道頓堀を歩くことにしました。


 にほんばしならぬにっぽんばしの日本橋駅を降り、地下街のなんばウォークをなんば駅に向かって歩き、なんば駅手前で地上に出て、グリコの看板のあるところに向かいます。


 そこから道頓堀川に沿って東に向かって歩きますが、次から次へとブライアンのインスタで見覚えのある看板が出てきます。これはもう広告効果抜群ではないでしょうか。


 そして最後に、ブライアンがスタッフ(ですよね?)の女性とともに動画に収まっている場所に来ました。そこにはすでにインスタを見てやってきた「同志」がいらっしゃいました。


 その方々と写真を撮ったり撮ってもらったりして、さらに「そこに猫がいますよ」との情報もいただきました。


 行ってみると確かに猫がいました。どうやら「地域猫」のようです。


 同行の方が猫に詳しい方で、「地域猫には縄張りがあるので近づかない方がいいです」とおっしゃるので、少し離れたところから写真を撮りました。


 あとでインスタの写真と見比べて、インスタに載っていたのと同一人(猫)物であることが判明。私もブライアンに撮られる猫になりたい人生でした。


 そのあとこれもブライアンが訪れたヴィーガンラーメン店へ。もう時間がないので外観だけでも思って行きましたが、店頭に「売り切れ」の文字が。多くのブライアンファンが食べに訪れたのでしょう。


 さて、そろそろ時間なのでドームに戻り入場します。入場開始時間から30分近く経っているので、待機列もなくスムーズに入場。


 名古屋と同じように相互さんとご挨拶を交わしているうちに開演時間となり、19時5分に大阪公演の幕が上がりました。


 今日もRADIO GAGAで会場はヒートアップ。ロジャーのドラムは名古屋と同じく力強く、アダムのボーカルもよく伸びています。


 多くのファンが気になっていたと思うブライアンも表情が明るく、FAT BOTTOMED GIRLSでステージの右側、私たちの席の方に出てきたときは、ニコニコと笑顔を見せていました。


 あとでインスタを見たら、開演前に会場をチェックするブライアンの姿がいくつか投稿されていました。どの程度かはわかりませんが、おそらく懸念がいくらか解消されたか、される目途でも立ったのでしょうか。


 もちろんみんなの声援あってのことでもありますが。


 ブライアンというと理知的なイメージがあるのですが、この日撮った写真を見ると、笑顔をはじめとして、実にいろんな表情を見せていることに気が付きました。(今になって気付いたのかと言われそうですが。)


 ブライアン・メイという人間に、より触れることができたような気がします。


 LOVE OF MY LIFEでギターをスタッフから受け取ったときには、「儲かった」とも言ってましたね。


 TEO TORRIATTEでは、アダムは日本語部分をしっかりと歌い上げてくれました。


 そのあとドラムソロに入る前のロジャーの挨拶は、今日は Hello!だけだったかな。


 名古屋公演についてのブライアンのインスタ投稿は、決して「ファンの声が小さい」という意味ではないことはわかってはいます。


 でも、やはりブライアンに、ロジャーに、アダムに、スパイクに、ニールに、タイラーに声を届けたく、TIE YOUR MOTHER DOWN、SOMEBODY TO LOVE、THE SHOW MUST GO ONといった曲では、喉よ裂けよとばかりに声を出させてもらいました。


 まわりのみなさま、うるさくて申し訳ありませんでした。


 アンコールでも全力投球の応援を行い、21時13分、今夜も夢のような時間が終わりました。


 同行の方たちと、「今日はハードな印象を受けたね」と感想を交わしました。


 FAT BOTTOMED GIRLS、I WAS BORN TO LOVE YOUというノリのよい2曲を前の方に持ってきたからでしょうか。


 セットリストって曲順も大事なんだなと感じた夜でもありました。

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