夢・ラヂオ。周波数、今日はあってますか？

第1話

夢って不思議な媒体だと思う。

周波数がちょうど上手くつながれば懐かしい人に逢える…。

失敗しちゃうととんでもない目にあっちゃいますよね。怖いヤツ、気持ちの悪いヤツ、痛いヤツとか。色々。

普通の方は色付きの夢ってみないとか。

私は現実と全く変わらない世界です。

色もちゃんとあるし、寒かったり暑かったりもあります。痛いとかも、そう。

「睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと。睡眠中にもつ幻覚のこと」

ってウィペキディアにのってますね。

確かに睡眠中の幻覚なんでしょうけど私にとってはそう思えないこともたくさん経験してるんです。

例えば、小学生だった頃。

先生が宿題の算数プリントにこっそり中学生の数学の問題を数問まぜてみた…。

今ならネットなんかでやればすぐにできそうですが当時はありませんでした。『できんわっ（怒）』って投げだすか否か。

できない、ということにしたくない。

かといって、どう解いたらいい？

教科書にも書いてないよー（泣）。

不貞腐れ、床に大の字で寝転び…

そのまま寝落ち（←オイオイ）

ふと、気付くと宿題を続けてます。

横で宿題をみてくれてるのは父に雰囲気が似た知らないおじさん。

「ココは間違ってる。もう少し考えてみて」

「そうそう」

時間が優しく過ぎていき、いよいよ例の問題へ。

「やり方すらわからんのだけど…」

うん。そうだろうね。コレはね…と言いかけて私をみて柔らかく笑う。

「どうしても、解きたいの？」

解き方を教えてもらい（答えは自分で、と念押しされました）そっかあ、と思ったときに目が覚めて……。

わずか数分の夢でした。

もう、どんな問題でどうやって解いたかははっきり覚えてないんですがソレを解いたのは私ひとりでやり方も答えもあってて先生がひどく驚いてたことだけは記憶に残ってます。

あと、教えてくれてたおじさんがどうしても気になり父に尋ねると多分だけど「オレのアニキかも」とのこと。

（写真がなかったためと私がしっかり顔をみてなかったので確認できず）

他にも色々、たくさん様々なことを経験してます。

それはまた、別のときにでも。

機会があれば、よろしく。

ありがとうございました。