第2話

 「君たちにとって魔法使いってなんだい?」


「そんなことより、水を下さい。」

(はやく、水を出せ、クソが)


「人に仕えて下さる、生き物ですかね」

(奴隷か、滅するべき悪魔)


 口もアウトだよ。


 「何だろう?」

 (お母さんが、魔女は悪魔だと聞いていたいたけど、普通の人と何が違うんだろう。)


 なるほどやはり、大体の答えは出たな。


「今から水を出しますね」


「おー、ありがとうございます」「、、、」「ありがとう」


感謝と無視が口の答えで、内心は屈辱と企み、一部は純粋と


 「ありがとう、魔法使いさん。」


「うん!よかったね。」

( 不気味な笑顔何を考えているの?)



 「ありがとう魔法使いさん。」

(これで、妹達を守れる。)


 「私達にも、これから使える水を下さい」


  「いいよ。上げるただ条件があるよ、村に連れって欲しい。」


「そんなの!」「魔法使いが村にお越しになるのですが、、」

(絶対裏がある。)(村が滅ぼされてしまう。)



「良いでしょ!私が村長で入ることを認めます。」

(丁度よかった捉えて、一生水を出す噴水にしてやる。)


「ありがとうございます」

 そして、水を与え続けた。


ーーーーー


 「あ、、、ちょっと子ども達だけ聞てくれないかな?」

 

 生贄か、やめろ

 「、、、行ってきないさい。」


 やめて、うちの子供になにをするの

「すぐに、すぐに戻ってくるのよ!」



 「あの、、、魔法使いさん何をするんですか」

 怖い、怖い。


 「魔法かけてくれるんですか?」

  水くれたし、お母さんの話と全然違った。ドキドキして来た。どんな魔法使ってくれるんだろう。


ここにいる子どもに魔法をかけた。


 子ども達にはライフ魔法を掛けた。 

 命の危機からあらゆる幸福で守ってくれる。


________




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