第2話
私がGMと知り合いになったのはとあるSNSである。
名をBOSCHVOSといい、某FLASHゲーム制作者が昔運営していたものである。
SNSといっても私のようなPCを持ったクソガキが集まっている謎の空間だった。
その時私はまだ若々しい中学生であった。
休暇を利用した……かどうかは定かではないが兎に角暇だったので何とはなしに登録してみた覚えがある。金の工面などは当然いらなかった。
ところが私がSNSに着いて三日と経たたないうちに、私を呼び寄せた友達は、急にSNSを辞めてしまった。いや、確かそうだったというくらいで覚えていないのだが。
彼の母親が病気だったかとか結婚がどうこうという話は事実無根になってしまうのでここは省かせていただきたい。とにかく私はこのSNSに取り残されたのである。
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