カラスの幽体離脱体験記
夢見るカラス
第1話 幽体離脱って、なんぞや?
皆さんは「幽体離脱」って聞いたことあるだろうか。
多くの人はザ・たっちのネタ程度の認識なのではないだろうか。
これ以上前置きをしても埒が明かないので単刀直入に説明しよう。
Wikipediaによると、「体外離脱(筆者注:幽体離脱と同じだ)あるいは体外離脱体験とは、自分の肉体から抜け出た世界を体験することである。体外離脱は自己像幻視の一形態だが、この用語は一般的にはドッペルゲンガーなどの二人目の自分を見るという病的状態を指す。」とある。
まどろっこしい文章だ。
要は、超大雑把に言えば精神体になって現実世界をふわふわする、幽霊になる体験をするということだ。
しかし単なる現実と違うのは、舞台が夢であること。
そのため壁は自由に通り抜けられるし、ヒーローのような必殺技も使えるし、なんなら性別だって変えられる(それ相応の技能は必要だが)。
ここまで話を聞いた貴方は思うだろう。
「それ単なる夢じゃないの?私も疲れているとき見たことあるよ」
まず、単なる夢と違うところだが、リアリティが半端じゃない。
なぜなら幽体離脱は明晰夢(夢だと自覚している夢)の一種だからだ。
だから、単なる夢とは違いボンヤリしていない。
なんなら現実より鮮明だ。
そして、この幽体離脱というのは、決して疲れているとき限定とかそういう偶発的な物ではなく、意図的に引き起こすことができる。
これは科学的にも証明され、多数の論文が出されているし、海外じゃ研究所だってあるぐらいだ。
それにネットには多数の体験談があり、熟練になると毎日だって引き起こせるといわれている。
私はとある平凡な高校生だ。
数年前より、この現象を知り、日々それを意図的に起こすことを目指して活動している。
ここ数日前から、私の体験談の整理と素晴らしさの発信という意味でネットで発信を始めた。
https://dreamcrow.seesaa.net/
↑夢日記を書くと幽体離脱の確率が上がると言われているのでブログで夢日記をつけ始めた。
数年前から興味を持っていたとはいえ、正直言って真剣に取り組みだしたのはせいぜいここ数ヶ月程度である。
皆さんも私と一緒に奥深い幽体離脱の世界に挑戦してみないか。
もし決意が固まった人がいたら、よければコメントで反応してほしい。
以上である。
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