空を見上げられるまで
sironeko
第1話 喜びと悲しみ
私の両親はデキ婚だった。
それは母にとっては喜ばしい事だったけど
最後は悲しみと後悔になってしまった。
父は絵に書いたようなダメ男だ。
仕事はすぐ辞める、女好き、ギャンブル好き、酒癖が悪い
父と母が交際中もずっと他に女がいたのだ。
浮気をしている父を気づかないふりをしていた。
そんな中、母は妊娠をした。
とっても嬉しかったそうだ。
これでちゃんとしてくれる、変わってくれると希望を持っていたし
子どもが好きな母は私の誕生を楽しみにしてくれた。
そして私が生まれた。
私の誕生日は父のおばあちゃんと同じ誕生日だった。
これは運命だといっておばあちゃんと同じ名前がつけられた。
命名 かな
ここから波乱万丈の人生が始まったのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます