転生してあらゆる差別を受けるが元の世界の姉妹達に守られる。

第1話

俺の人生はとっても幸せな人生だった。

だけど、ある事件のせいで地獄に変わってしまった。

そんな地獄で俺は何も気力も出せないで生きていた。

だが、

「危ない！！！！」

最後の瞬間は俺は頑張ったと思う。

俺の死はここで決定して、走馬灯が見える。

いつも優しく憧れの春お姉ちゃん。

いつも元気でこっちにも元気をくれる夏お姉ちゃん

いつも俺に分かりやすく勉強を教えてくれて相談に乗ってくれる秋お姉ちゃん、

いつも不思議な冬お姉ちゃん

そして、可愛い、可愛い俺の妹の花

俺も、そっちに行くよ。ごめんね。お姉ちゃん達は生きてて欲しいと思うけど、これは仕方ないよね。

__________

「この子！！魔力がないわよ！！」

「最悪だ。家の恥だ！！」

俺は何を見ているのだろうか？？これはまだ走馬灯？？いやまさか、最近流行りの異世界転生？？

そして、さっきのお母さんとお父さんらしき言葉で分かるけど、俺はどうやら、またまた流行りの虐げられるパターンのようだ。

________

１週間後

俺は一応は生かされている。

お姉ちゃんのお陰で、お姉ちゃんが必死に俺を殺さないように頼んでくれたようだ。

そして、今そのお姉ちゃんと二人っきりになった。

「ねぇ、もしもなんだけどね。」

俺にお姉ちゃんが話しかけている？

「君って転生者だったりする？」

「アウ」

「お、 そうなんだ。私と同じだね」

「アウ！！」

「・・・ねぇ、もしかしてなんだけどさぁ、中身はお兄ちゃん・・・優だったりしないかな」

「アウ？？アウアウ！！」

嘘だろう？？どうして知っているんだ？？あと今お兄ちゃんって

「本当に！！やったー！！良かった。優！！！」

お姉ちゃんは俺を抱きしめる。

「私だよ！！花だよ！！久しぶりだね。お兄ちゃん」

嘘だろう！！まさか、妹が、妹が俺のお姉ちゃんになってるなんて！！

「アウ！！(花)」

「分かるよ。お兄ちゃん。名前を呼んでくれてるんだね。ありがとうお兄ちゃん、あえて本当に嬉しいよ」