中二病が魔法陣で異世界に!?〜無自覚魔法って何ですか?〜
ゴブスラ
プロローグ
俺・
何でなったのかは今だに分からない。
「ふぅー」思わずため息が漏れた。
「何かありましたか?」窓の外を見ていたら、配下のフェルスが訪ねてきた。
「いや、何でもいない。ただ、懐かしく思ってな……」あいつらは何をしているのだろうか?
関わりのなかったはずなのに、この異世界で関わるとは数年前の俺は思わなかったのだろう。
「まあ、そうですよね。数年前に、あなた達が来て俺たちと出会って……そして、青葱様が国王になられて……」
「まだ、実感は湧かないけどね……」笑って誤魔化した。
「こんなにも成長をするとは思わないですよ」嬉しいのか分からないけど、ニコッとした表情を見せる。
本当にこんな結末でいいのかな?
まあ、楽しいからいっか。
「そう言えば、この後、面会がありました」
「えっーーー!?マジ!?」突然の告白に驚いてしまった。
「ええ」
「早めに言ってよー!」
「すみません」申し訳なさそうにお辞儀をした。
これは、俺・青葱静が勇者として、いや違うな。中二病としてこの異世界を救う物語。
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