自由気ままで最強な人間(?)です!

ぽてと

俺、降臨!

1、異世界にとーちゃく。

【異世界と言われるものは本当に存在していた。】

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

俺は琳兎。笠江 琳兎だ。

そんな俺がこの考えに至るまで体感年数100年実質年数1万年かかった。

そんな俺がこんなことになっているのにはしっかりとした理由がある。

なかったらやってみようともおもわなかったと思う。

こんなことになったのは100年前(?)の話になる。長くなるけどいいかな?

いいよね。

ー ー ー ー ー

俺はもともと男子高校生だった。

そんな時に事件が起きた。

目を閉じて開けた瞬間に景色がガラッと変わった。

《この世界が誕生しました。同時にシステム作成、成功しました。ただいまから世界改造能力を世界に一人だけ贈呈します。その人がこの世界の管理者であり、創造神に次ぐ権力者となります。今から15分後に能力配布が行われます。》

それと同時に俺は何が起こっているのか理解するために一生懸命頭を回した。

持っているメモ帳に何が起きているか書いてみた。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

・目を開けたらここにいた。→ラノベで見るような異世界だと思われる。

・十五分後に能力が配布される。→漫画で見るような魔法が使えるようになる?

・管理者→この世界を支配する魔王的な?

・自分と同じぐらいの年齢の人たちが集まっている。→この人たちも元の世界の人たち?

・周りを見る限り、だだっ広い草原が広がっている。→この世界を発展させろと。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

よっし。理解が追いついた。絶対無理だこれ。

管理者だったりいい能力を引いたら当たりくじで楽かもしれないけど、それでも難しいな。

どうすっか。とりま知人でもいないか探してみるか。

まずは、右見て左見て前見てうしr、いた。

最悪すぎだ。俺の黒歴史全部知ってるといっても過言ではない幼馴染がいた。

「あ。いたのね琳兎。何がどうなってるか説明して。」

「俺がわかるわけないだろ。」

「黒歴史でもばらしてほしいのかしら?」

ほら、こうやって直ぐに黒歴史をばらそうとする。

「知っていることだけなら。」

「いいわ。知っていることだけ教えて頂戴。」

こいつは、幼馴染の桜華だ。

生まれた時からずっと大きな屋敷で育った来た。

何回か遊びに行ったことがあるが、みんな着物や袴で生活していた。

メイドと思われる人も何人かいた。

いかにも日本のお嬢様が住むような高級なものがいっぱい飾ってある屋敷住んでいる。

俺は今もこいつの家の隣に住んでいるが何回見ても屋敷の広さには感動する程度の広さをのっていた。

「俺が想像するにここはラノベとかに出てくる異世界だと思われる。そうでなきゃさっきの頭に直接話し声もしないはずだし、スキルって言葉も無いから。っていってもラノベ読まねーお前にはわからないだろうな。」

「えぇ、何が何だかさっぱりわからないわ。」

「つまり、俺らは別世界に来てしまったということだ。」

「じゃあ、ここは地球ではない何かだと予想してるのね。」

「あぁ、そうだ。そういえばお前、知ってるやついるか?」

「その、お前って呼び方やめてくれるかしら。私には『桜華』という立派な名前があるの。」

「わかった。で質問の答えは?」

「ノーね。知ってる奴なんて琳兎以外いないわ。」

《ただいま15分が経過いたしました。能力《スキル》が配布されます。》

「おっ、スキル配布が始まったか。」

「スキルって何よ?」

「異能力的なものだよ。」

《スキル配布が終了いたしました。》

「桜華、お前は何のスキルをもらえた?」

「私は、魔戦士だったわ。琳兎は?」

「俺は、えぇぇぇぇぇぇ。」

「なんなのよ。うるさいわよ。」

「いや、俺のスキル、、、管理者だった。」

「は?」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る