前のエピソード――普通自動車免許を取るのに８ヶ月も掛かったくらいには、私は頭が悪い。

──『こうやってエスカレートしていく。普通の人が壊れていく』──

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　2024年2月12日（月）。20時36分。

　何で夜に寝る前に更新するクセが付いてしまったのだろう。

　今日はもう何も書かなくてもいいのに。

　私は。

　こんにちは。井上和音です。

　簿記２級を諦めたらスパッと幻聴がやみました。そのうち何か書こうかと思ったらまた幻聴がわんさかやってきました。

　幻聴は私が成功するのを拒んでいるみたいです。

　もしくは。

　はあ。

　「面白いのそれ？」とか聞こえてくる。統合失調症ってヤバい病気ですね。というか、症状。

　面白いことをやれと言われているのでしょうか。面白いことが何なのか分からないから、面白くないことを極力避ける人生に変わってしまったのですが。

　至道流星さんの世界征服という小説があるのですが、なかなかAmazonなどでは話題になりません。普通に面白いと思うのですが、なぜか話題にならない。陰謀論っぽい小説で面白いのです。ただ、何ででしょうね。

　その中で「楽に生きるために公認会計士になった」と小説さながらさらっと書いてある場面に出くわしました。世界征服Ⅱの青葉の言葉ですね。21歳で公認会計士に受かった後は、米国でも公認会計士になっています。Certifiedのランクらしいです。普通に海外で生活している時点で化物です。

　簿記３級すらダメな自分からしたら、まあ、途方もなく遠い世界です。

　「こんにちは。井上和音さん。

　あの。こう言っては何ですが、普通に暮らしていけばいいのではないのでしょうか。幻聴で『イライラする』って聞こえてきましたね。

　ほら。あの。こうやって。普通に暮らしているだけで充分に凄いと思うのです。『言っちゃダメ』とか井上さんを評価するかのような幻聴が止まらずに聞こえてくるのですが。

　いや。まあ。あの。Kindleとかの書籍の買い方とか。結局考えてみれば、資格の試験範囲もまた変わるわけで。簿記とか三月から金額が変わるから試験範囲も変わりそうな気がするじゃないですか。なに？　連結会計？　とか。新しく入ってきているらしいじゃないですか。だから。その。特に資格にこだわらなくてもいいんじゃないのでしょうか」

　「とはいえ暇なんですよ誰かさん。名前が分からないね」

　「なんか。今まで見知ってきた経済学に行く人ってみんな『将来楽をしたいから』『楽に生きたいから』といった理由で皆さん経済学部に行ったじゃないですか。青葉さんも同じで楽がしたいから公認会計士になったとか。

　でもですね。井上さん。井上さんは今とても楽じゃないですか。10時出勤だし。ご飯も作らなくていいし。なんかみんな資格を取る理由の『将来楽をしたい』の到達点に既に井上さんは達していると思うのです。

　だから。その。いつ死ぬとか、いつお金が大量に必要になるとか分かりませんが、普通に生きてみたらどうでしょうか」

　「それが出来ないんだよね。結局欲だらけで。ツイッターで７万円する腕時計とか普通に欲しくなってしまったし。そろそろCasioの900円の時計から脱出したいと考えているのだけれど。ダメなんだろなというのは分かっている。僕は贅沢したらダメな人間なんだろうなってことは分かっている」

　「貴方は。まあ。不幸なのですが。それは認めます。超不幸です。生きている限り超不幸が続きます。みんなとんとん拍子で進んでいくのに何で自分だけ何一つ進まないのだろうと考えているのでしょう。いくら書いたところで全く有名にもなりゃしない。ツイッターでバズったこともない。なぜかツイッターのリプライ欄がスマホからでは見れない。一体なに。なになになに。統合失調症ってやつですか。

　そう。一生ついて回る統合失調症。嫌で嫌で嫌で仕方ないくらいにいつまで経っても統合失調症。井上さんの罪は洗われず。一生罪人。BookLogを延々とする以外に能のない人間。何をやっても無駄。何をやっても無意味。noteだって読んでくれる人がどんどん減っている。この記事も特に必要性も感じない。それに熊本に住んでいて。外に出ても何も無い。田んぼと住宅地が広がるだけ。もう負け組固定組なのですから、頑張らずに普通に生きてください。頑張るだけ無駄です。統合失調症は不幸になると相場は決まっているのです。だってこの世を司っている人から攻撃というか、接触を受けている感覚になるのが統合失調症なのですから。不幸になるのが当たり前。自殺を促すある意味死刑に近い、最悪な病気。

　止まったほうが良さそうですね。明日から仕事頑張ってください。無意味ですが。無駄ですが。何の役にも立っていませんが。生存戦略、計りましょう」