第8話 僕が成功した理由〜【再構築0:アドバイスしてくれる人を雇った】

2度目のピンチは、本当に大打撃だった。

でも、ピンチはチャンス。

経営体制を徹底的に見直すきっかけになった。


まず、どこをどう直したらいいのか、アドバイスしてくれる人をきちんと雇うことにした。それまで、税理士さんは安ければいい、行政書士さんも、きちんと登記をしてくれれば、いい。起業当初は、それくらいにしか考えていなかった。


バックアップ体制、つまりは士業の先生を徹底的に見直した。

税理士の先生、行政書士の先生を替えた。顧問弁護士の先生と社労士の先生も新しく雇った。


その結果、2つの成果が得られた。


一つは、士業の先生にアウトソースできる部分はアウトソースすることにした。

開業当初、経理や公への請求を社内でやっていたけど、スタッフの負担が大きすぎたと反省した。現場のスタッフがやらなくてもいい仕事を外部の専門家にアウトソースすることに成功した。だから、今のスタッフは開業当初のスタッフよりずっと負担が少ない。


二つ目に、僕の周りをちゃんとアドバイスしてくれる人で固めた。僕は、法律や福祉制度の専門家じゃない。誰か、詳しい人からアドバイスを受ける必要があった。

後で、述べるが、この専門家の先生型のアドバイスのおかげで、どんどんうちの事業所は良くなる。


正直、4人がやめてしまうタイミングは、人件費がダブルでかかるし、求人の費用もかかるし、経済的にギリギリの状況で、士業の方にお金をかけるというのは、一般的に勇気がいることかもしれない。


なぜそれができたのかは、のちにじっくり述べたい。

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