僕の日常
いつも通り父さんと母さんに
「おはよう」を言った。
いつも通りに返事がきた。
父さんと「いただきます」をした。
母さんが作ってくれた朝ごはんは、
やっぱり美味しかった。
妹が眠そうに降りてきた。
また、「おはよう」を。
そして「ごちそうさま」を言った僕は
みんなよりも一足先に着替えた。
妹の髪を結ってやり、学校へ行く用意を済ませた。
妹を待って一緒に、「行ってきます」を。
両親が揃って、「行ってらっしゃい」を。
学校に着いて、友達と話をする。
授業を受けて、分からない所を先生に聞くのは
恥ずかしい気がして、友達に聞いた。
昼ご飯を友達と食べ、
午後の小テストに向けて勉強をした。
小テストもまぁ、半分は出来ていることだろう。
授業が終わり、部活の準備を始めた。
軽音部の部室へ向かう。
妹や他のメンバーはもう集まっていて、
曲の候補を選んでくれていた。
「遅い」と口々に言われた。
ただのんびりゆっくり歩いて来ただけなので、
反論や言い訳はできなかった。
皆が候補に挙げた曲はジャンルが統一されすぎ、
というか同じバンドの曲しかなくて、
もう少し幅を広げてくれと思った。
この高校の軽音部は4人しか集まらなかった為、
随分仲良く自由に活動している。
ボーカルはアキが、ギターは僕が、
ベースはサクが、ドラムは妹が担当してる。
僕もドラムがやりたかった。
別に構わないけどね。
やっと曲が決まって、楽譜を買った。
この後は自由にして、各々で練習をしていた。
僕と妹、アキとサクで
帰る方向が違うから、2人と「また明日」を。
家に帰って、手洗いうがいをした。
母さんが作ってくれた温かい夜ご飯を食べた。
父さんが帰って来て、家族皆で話をしてた。
いつも通り、他愛のない話をした。
寝る準備を済ませ、明日の用意を終え、
ベッドの上で意識をゆっくり手放してゆく。
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