8日目 我が家の問題点と拭き掃除
我が家には問題点がある。家族仲が悪いとか、血のつながった家族じゃないとかではない。家自体の問題点だ。
その問題点とは湿気、冬が来ると我が家は「湿気天国」という名の地獄になる(湿気天国なのに地獄なのだ)。その湿気天国の影響を受けるのは主に3カ所だ。
1カ所目は風呂場。浴室には換気扇はなく小さな窓が1つだけで、夏場は問題ないのだが、冬になると天井に水滴がたまるこれを拭くのを怠ると、天井に黒い水玉模様が出来上がる。夜に入浴している際、天井を見上げるとそこには黒い水玉模様が。そして天井に張り付いた水滴が少しずつ集まり大きな水滴となり、それが絶賛入浴中の湯舟へと滴り落ちる。湯船に落ちるのはただの雫じゃない、カビの種だ。
浴室の前の洗面所の四隅もたまったもんじゃない。黒と赤が入り混じったカビが、拭いても拭いても根を伸ばしてくる。風呂上りは洗面台が曇って、夜は何度拭いても姿が見えない。
2カ所目は台所。調理中に発生する湯気は、付属の換気扇じゃ手に負えない。何なら今年は換気扇から水滴が降ってきて驚いた。
シンクの壁の窓も、冬は毎朝水滴だらけ。今年の夏に某100円ショップで購入したウィリアムモリスのカフェカーテンが、今朝(マミーが)確認したら裏面が白地に黒の水玉模様になっていた。
壁の表面も触るとぺったりとしており、所々ピンクの水が流れ落ちたような跡がある、それを見て思わずため息が出る。
3カ所目は家の大きい窓全て、冬の朝窓を見ると水滴だらけ。小さいころ毎朝学校に行く前に雑巾で窓を拭くのが日課だった。乾いたぞうきんを窓に押し当てると、手のひらから徐々にしみ込んだ水滴の冷たいのが伝わってくるのがわかって、それが嫌だったのをよく覚えている。
今日はマミーがお休みだったので、見られても平気な拭き掃除をすることにしたのだが、見積もっていた時間の2倍かかってしまった。
いつもお世話になっているお掃除シートで噴き上げるのだが(魔法の水を使い分けたりなんてしない、パッと拭いてパッと捨てられるお掃除シートが大活躍だ)、一通り拭いてみた感じ綺麗になった箇所をもう一度拭くとまだ黒い。3度目でようやく薄茶色だ。…これが毎年だ。
もう少し拭き掃除や掃除機かけがしやすい家になるようにいしきして掃除をしていきたい。
今日はここまで。今後マミーとどんな家で過ごしたいか相談したいと思う(今更?)。
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