九一。召喚

 異世界召喚された俺は、世界を救う旅の中、現実に気がついた。これは勇者という名の底辺職だ。魔物が出れば休日返上、危険手当も残業手当もなし。汚れ仕事の薄給で、そこらの村人の方が稼いでる。待遇改善を訴えると「代わりは幾らでもいる」とあしらわれた。誰か、労基を召喚してくれ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る