赤坂くんの上から目線w
今回の議題は、一人称なのに周りをキョロキョロしすぎ問題ですか。これはよく批評でも取り上げられることが多いですよね。
私も自己紹介から始める一人称小説には違和感を覚えるタイプですが、周りキョロキョロしすぎ問題については少し思うところがあります。
というのも。
一人称の地の文が主人公の見聞きしたものだけを描写するというルールがあるから「激昂しているのに俯瞰しすぎ」と違和感を覚えるんですよね。でも厳密に主人公の状況に合わせて描写をするのならば、例えば「城壁の日陰に咲いたピンクの花」みたいな描写って不適切だと思うんですよ。だって、現実に見た光景をそんな風に心の中で思わないから。せいぜい「花が綺麗だな」ぐらいじゃないでしょうか。周りキョロキョロ問題は、これと同じレベルの話だと思うんですよね。
結局、バランスが大事なのかなと私は思います。読者が納得できればOKみたいな。
そういう意味でいうと、激昂しつつ俯瞰していたウメコの描写に私は違和感を覚えませんでしたよ。怒っているんだけど、冷静になって頭が冴えている状態なのかなと、想像していました。
作者からの返信
火乃玉さん、いつも勉強になるコメント有り難うございます。
はい。
仰る通り今回の議題に関してはバランスが重要だと、コメントを拝読しながら感じました。
一人称とはいえ”主人公”は語り部であり、読み手に物事を伝えなくてはならない、まさに説明責任がある立場ですよね。
となれば自然と、読み手に違和感を与える事無く”俯瞰視”させる部分も必要だなと……。
例に挙げられました「城壁の日陰に咲いたピンクの花」と「花が綺麗だな」ですが、確かに目に映るもの全てに事細かな描写をしていたら『細かすぎて伝わらない』蛇足な描写になってしまいますね(ここでは敢えて私の語彙力が足りないとか、そいういう話は棚に上げておきます)。
ただもし、その花が物語で重要な役割を担うモノだった場合、伏線的に強調するのは十分アリだなと……。
キョロキョロ問題もマイナス要因だけでなく”俯瞰的”と”近視眼的”をバランス良く混ぜる事で”没入感”が生まれるのかも?と、改めて感じました(そのバランスが難しい訳ですが……)。
作者が、教えて貰うような変な”創作論モノ”ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
次は沼田にどんな役割を担ってもらうか、まだ何も決まっていませんが……
※ここのところの流れを受けて、キャッチコピーを変えようかと考えています。
※★キロ越えおめでとうございます!
沼田っ! 赤坂っ!
ということで、私が変わって喝入れときましたので、次話からは大丈夫でしょう……きっと。
作者からの返信
西之園さん。
いつもコメント有難う御座いますm(__)m
私も喝が入りました!!
エタリかけてて申し訳ありませんm(__)m
連載作品の書き溜めとカクヨムコン10への準備が、もう少し整えば……。
今現在、裏で書き進めている作品が10万字には届かず完結してしまいそうなので方針の見直しに四苦八苦しております(;´∀`)
せっかくのお祭りですので、どんな形であれ、おそらく参加はしますが、第十回を記念して「中編部門があればなぁ」と、ひそかに期待していたりもします。
本編と全く関係のないコメントになってしまいましたが、気が付いたら更新している可能性もありますので、引き続きよろしくお願いしますm(__)m