【一章・二章 ネタバレ注意】用語・国・キャラ紹介
用語説明
【
全ての人間に対して魔力の互換性を持つ者の呼称。タツ曰く、A・Sは虹色の魂を持つとのこと。
A・Sを国力とする “ソレイシア公国” を除き、自身がA・Sであることを気付かずに生涯を終える者もいる為、その数は非常に少ない。A・Sは主に他者の傷を癒す “治癒士” として活躍している。
A・Sは生まれつき強靭な肉体と、強大な魂を持っている。またA・Sは女性にしか存在していないと考えられている。
これらが関係しているのかは定かではないが、加齢による変動はあれど、A・Sは軒並みスタイルがいい。(エルキオン公国調査員より)
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人間が持つ魂の波長に合った、物質・感情・概念のこと。
それは多種多様で多岐に渡り、一つのレゾンに対しても大きく分けて【操作】・【吸収】・【生成】の3つに分けられる。
また、A・Sやレゾンではなくても魔力を吸収することはできる。ただしその際は強烈な拒絶反応に襲われ、下手をすれば死に、良くても魂と肉体が変質する。それらを完全に克服するには、相当な精神力が必要。
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人間にとって切り離せないものをレゾンに持ち、【操作・吸収・生成】を行うことができる【万能】状態にある者の呼称。
存在自体が非常に珍しく、常に肉体と魔力が強化されている。ただし、切り離せないものを魔力源として使用する為か、何かしらのデメリットを抱える者が多い。
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【レガリア】
自身の魂を具現化した武具。個々のレゾンや加護によって、その能力は様々である。レガリアを持つ者を【
レガリアで生物を殺せば、相手の感じた痛みや感情が魂の破片となってレガリアに流れ込み、自身の魂も傷付いていく。その澱みはやがて狂気となり、魂と肉体は変質していく。確固たる意志を持ち、他者の痛みを無視できるならば変質は避けられるかもしれないが、もはやそれは人間の精神とは呼べないのかもしれない。
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魂の格が神域へと達した者の呼称。 “エーテルフォージ“ と呼ばれる感情や精神の昂りによって生じる、一時的な魔力量の上昇により、神域者の瞳は金色へと変貌する。またタツ曰く、神域者の魂は金色のオーラを纏っているという。
この領域に達するとレガリアを纏うことができ、レガリア時に身体の大きさを変えることもできる。
人間の魂の成長が加速するこのエデンスフィアにとって、神域者はさほど珍しいものでは無くなっており、多くの人間が神域へと至っている。ただしその分、神域者同士の力の差というものが出てきている。
また神域者を崇拝する者は、まるで神を信仰する者のように加護を受け取ることができる。
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【レヴェナント】
ライザールが主力とする死兵軍団。負の魂を死体に憑依させ、動く屍と化したもの。合うことのない魂を無理矢理肉体に入れるため、その肉は腐り落ちている。
強靭な肉体であれば、いくつもの魂を憑依させ、
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【ヴィクター】
負の魂を取り込み、襲いくる拒絶反応に耐え、負の魂の持つ魔力を手に入れた者たちの総称。ただしそれと引き換えに、魂の混在が引き起こす障害なのか、一部記憶の欠如や、性格の変貌が見られる。
ライザールのヴィクター達は、これに加えテクノスの処置が加わっており、より記憶の喪失と凶暴化が見られる。
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エルキオン公国にて活動する、“アリアス” という名の出版社が認定する一種の人間国宝の様なもの。
その認定は一方的なものであり、本人の許可を取ることはほぼ無い。ただし雑誌はそれなりに売れており知名度も高い為、民衆からは、異名持ちは名誉なものだと思われている。
異名持ち認定にはソレイシア公国も大きく関わっており、自国の医師団の儲けにならないような戦士がいた場合、悪名と共に異名持ち認定したりもする。
また戦士だけではなく、雑誌の人気獲得のため、芸術家や発明家、治癒士なども異名持ちとして認定している。
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【加護】
守護神の権能の一部を引き継いで生まれてきた者たちが持つ能力のこと。異能とも言われる。
また、成長した人間の中には神域者と呼ばれる強者達が存在する。神に限らず、そういった人間を信仰することで、神域者の加護を受けることもあるという。
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【ユニオン】
使い魔契約を結んだ動物たちの総称。
魂に色を持たぬ動物は、人間を主人と認めることで、その魂の色を主人の色に染めることができる。これにより契約は完了となり、主人の体に宿り、主人の魔力と肉体を使用し力を振るうことができる。また、ユニオンが何かしらの力を持っていた場合、主人もその力を行使できる。
なお人間をユニオンにすることもできるが、ユニオンとなる人間は肉体と魂を破壊されるため、地獄の苦しみを味わうことになる。
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【魂の盟約】
両者の魂に刻む一種の呪い。盟約に刻まれた条件は絶対であり、一度結べば破棄することはできない。例え自害したとしても、相手の魔力があれば、魂と肉体は盟約を結んだ状態で復元される。
一見すると便利に見えるが、完全なる主従関係を結ばねばならず、主人となる方に生殺与奪の権利を奪われ、しもべは身も魂も屈服しなければならない。魂の屈服は想像以上に難しく、敵対者であれば反抗心が邪魔をし、親しい間柄であれば友好心が邪魔をする。相手を殺す寸前まで痛めつけ、命乞いをする奴隷として盟約を結ぶ以外は困難である。
また、一定以上の魔力を持っていなければ肉体の再生は無理なため、少なくとも神域者でなければ盟約は結べない。
もしこれらを無視して盟約を結べるとなると、それは完全なる利害の一致か、自分の精神を自由に操れるほどの強靭な心の持ち主位なものだろう。
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