第40話

「ふむお主の職業はなんだ?冒険者か?」

僕はステータスオープンを実施する

ステータスオープン(職業)

名前

アキト

職業

剣格士

「「「ふむ」」」

『剣格士』を外して

ステータスオープン(職業)

名前

アキト

職業

なし

「はえ!?」

「職業なし!?」

「え!?」

(まあ、そういう反応好きだよ)

『魔格士』を、セット

ステータスオープン(職業)

名前

アキト

職業

魔格士

「「「うお!?」」」

これには全員驚きを隠せないでいる。

『魔格士』を外して ステータスオープン(職業)

名前 アキト

職業 なし

「こっちが本来の僕だよ」

「「「わかりました!わかりました!もう十分にわかりました!」」」

「うむ、確かにな。しかし、アキトは面白いな。我は気に入ったぞ」

ルディアが微笑みかける。

「我もだ」

グラウディウスも微笑んでいる。

「ありがとう」

「アキト様は俺達を驚かせてばかりです……たまには俺達の事で驚かせてやりたいところですけど……まあ、無理だと実感しましたし」

「なんで!?」

「貴方様はこの世界最強だと思われますよ」

「我もそれは思った」

「我もだ」

(なんでなんでなんで!?)←無自覚野郎。

「おーい、大丈夫か?」

「大丈夫ですか?アキト様」

「大丈夫だ……問題ない……」

(あれ?俺って本当に強くなってるのかな?)←本当に無自覚野郎だな。

アキト達は温泉から上がり、着替えてテントに戻る。

テントは2つ用意した。

1つは、僕とグラウディウス。

もう1つは、アキゾメトルとルディアの。

いま、僕はグラウディウスと2人きり。


「2人きりだとどきどきするね」

「アキト様」

グラウディウスが僕を抱きしめる。

きっと僕はいま顔が赤くなっているだろう。

見つめ合い僕たちはキスを交わす。

そのあともテントで熱愛ぶりを展開しているのをどうやらテントの隙間から

アキゾメトルとルディアに見られていたようだが僕たちは気づかずにいた。

((いいものをありがとう))

という心の声がしたが

気にしなかった。


宿屋へ戻ると

ラムレスが出迎える。

「おかえりなさいませ!アキト様!」

「ただいま」

「グラウディウス様おかえりなさいませ……と……え!?アキゾメトル様!!?」

「ラムレスか!先の大戦以来か」

「はい。50年前を、思い出しますねぇ」

(やはり魔族だなぁ凄く長生きだなぁ)←お前は不老不死になったろ?

「へえ、そうなんだ」

「それと……アキト様……そちらの方は?」

「我か?我はルディア……ディアボロスのルディアである。アキトと従者契約した」

「なんと!アキト様、すごい方とお知り合いになってますね!」

「まあ、色々あってね」

「さすがです!」

「とりあえず、部屋に戻っていいかな」

「はい、分かりました。ご案内します」

アキト達は部屋に戻る。

「さて、まずは温泉に入ろう」

「はい!アキト様」

「ここにも温泉あるのか?」

「うん!あるよ」

「ほう……それはいいな」

部屋で着替えとバスタオルを持って4人で宿屋の温泉へむかう。

服を脱いで

温泉へ

洗いっこして

温泉に浸かる

「ああ~気持ちいい~」

「本当ですね~」

「たまにはこう言うのも良いものだな」

「うんうん」

「さて、上がったら夕食を食べに行こう」

「はい!アキト様」

「うむ」

「楽しみだな」

4人は上がる。

脱衣所にて

「アキト様、髪の毛拭きますね」

「ありがとう」

グラウディウスが髪を乾かす。

「はい、終わりました」

「ありがと」

アキトは服を着る。

「では、行きましょう」

アキトはルディアの手を握る。

「ほれ、行くぞ」

「あ、そうだな」

食堂へ行き

テーブルにつく

『魚の塩焼き、野菜サラダ、卵焼き、納豆、豆腐、味噌汁』が夕食として出たのでそれを食べる。

(うーん……美味しい!)

ピコン

『笑顔が素敵』を取得しました。←なんだろうこれ?

『和食好き』を取得しました。

『納豆天国』を取得しました。←なにそれ?

『お豆腐大使』を取得しました。←はい?

『醤油ソムリエ』を取得しました。←もうわけわからん!!

『大豆マイスター』を取得しました。←大豆大好き人間やん!

『豆腐小僧』を取得しました。←これは納得!

『豆腐職人』を取得しました。←こっちは分からんなぁ

(醤油ソムリエに教えて)

・『醤油ソムリエ』は、どんな調味料にも精通している。

・『大豆マイスター』は、豆類に関してのエキスパート。

・『豆腐小僧』は、豆腐を作る名人。

・『豆腐職人』は、豆腐作りの達人。

(なるほどなぁ……って!?なんでこんなん覚えるんだよ!?毎回!!?)

(まあ、いいか)

「ご馳走様でした!」

部屋に戻る。

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