第18話

冒険者の店へ戻ると

受付嬢の人が僕を見て

「あ、アキトさんおかえりなさい」

「ただいまでーす」

「依頼の方はどうですか?」

「はい!完了ですので報告です」

ざわざわ

「すげーもう完了かよ」

「すっげーなあの童顔野郎」

「ん?あいつ女じゃねーの?」

(だ、誰が女だ)

「はい。アキトさん受理しました。これが、基本の報酬10体分ですので銀貨50枚でさらに解体分ですけど

かなり肉質もいいので追加の金貨10枚です。かなり剥ぎ取り上手いんですねアキトさんは」

(おお!結構いい金額になった)

冒険者の店を出た。

さて、宿屋に戻ろう。

ヒヤナック宿屋に戻り

まずは

ご飯だ

席についてメニューを開く

・味噌汁定食(小鉢付き)

銀貨5

・豚の生姜焼き定食 銀貨8

・魚介鍋定食 銀貨7

・野菜炒め定食 銀貨5

・唐揚げ定食 銀貨5

・牛丼(並盛)

『魚介鍋定食 銀貨7』にしようっと!

「すみません!魚介鍋定食お願いします」

数分待つと料理が運ばれてきた。

(いただきます)

うん、うまい。

(これ、米と相性いいな)

食べ終わる。

(満足だ)

部屋に戻り

ベッドに横になる。

そのまま寝てしまっていた。

起きたら朝だった。


朝食食べに行こう。

(今日の朝食は)

『鮭のホイル焼き、サラダ、卵焼き、納豆、味噌汁、お豆腐』

バランスいいなぁ

「いただきます」

(うーん美味しい)

ピコン

『レベルがあがりました。』

『朝食は和食』を取得しました。←よく分からんやつきたな

『鮭大好き』を取得しました。←鮭よく食べるからかな

『お味噌汁は日本の心』を取得しました。←そんなスキルあるのね

『お米は正義』を取得しました。←意味わからん

『朝はパンよりご飯』を取得しました。←どうでもいい

『健康的な食事』を取得しました。

『栄養学』を取得しました。←はい?

『調理技術』を取得しました。←はい?

食べ終わる。

「ご馳走様でした!」

片付けて

部屋に戻り

街の広場へ向かう。

ここらへんがいいかな。

まず、準備運動をする。

(ほ!は!)

『身体強化』『瞬足』『怪力』を発動する。

(よし、いくぞ)

木刀を構えて、剣技の型の練習を始める。

上段の構えから袈裟斬り、横薙ぎ、逆風、突き、切り上げ、唐竹、払い胴、左片手平突き、右片手平突き、両手持ちでの素振り、納刀からの抜刀術、居合抜き、居合い斬、八双、二天一流の太刀筋、三光一閃流剣術、一之太刀、二ノ太刀、三の太刀を練習する。

前に取得した

『剣格士』をスキルセットする。

そして、『鞘突き』『鞘掛け』『鞘打』を練習する。

先程練習したスキルすべてレベルがあがりました。

(ふう、このくらいにするか)

外へ出て

たまには魔物単体討伐も面白そうだ。

街道に出て歩くと

『トーガコボルト』という名前の『コボルト』を発見した。

(トーガコボルトってどんなやつ?)

『はい。トーガコボルトは、下半身が人間上半身が犬の顔をしている人型の魔物です。武器は棍棒などを装備しています。強さ的には、Dランク相当ですが、稀にEランク相当の個体もいるそうです。また、群れをつくる習性があります。』

(なるほど、わかった)

「さて、どうしたものか」

武器でも構えておくか

スキルそうだな

『剣格士』、『白魔術』をセットしておく。

『剣格士』をスキルセットしておけば剣と武術両方使えるようになるから助かるな。

『白魔術』は回復魔法が使えるらしい。

(とりあえずやってみるか)

トーガコボルトが、こちらに気づいた。

「人間!覚悟」

「(ん?喋れるのか)」

「(お前ら人間は俺らの食料だ。さっさと死ねぇぇえ!)」

「(なんか言ってるけど……まぁいいか。かかってこいよ)」

「(おらぁあ!)」

棍棒を振りかぶってきた。

(うわ!あっぶね)

避けざまに『回転旋舞脚』を喰らわせてやった

見事に命中して盾を持っていた腕を切った。

「ガアウ!?」

『回転旋舞脚』のレベルがあがりました。

『経験値を得てレベルもあがりました』

「どうしたどうした?かかってこいよ!」

「グウゥ……ガァア」

怒り狂ったように襲いかかってくる

「ん?なんだ?」

トーガコボルトの様子がおかしい。

「グルルル……グアア!!」

急に吠え出した。

「ん?何かくる」

「ガルル……」

『鑑定』発動

『コボルトの上位種:コボルトジェネラル』

(上位種のコボルトだったみたいだな。まぁ、関係ないが)

『魔力纏衣』を発動させる。

『魔力纏衣』は、魔闘気を身にまとい身体能力をあげる。

「グルォオオオ」

飛びかかってきて爪で攻撃してくる。

(遅い)

後ろに回り込み蹴りを入れる。

そのまま空中へ浮かせる。

「ガウァッ」

すかさず、剣を抜き

『連撃斬』

を繰り出す。

「グルォオオッ」

コボルトジェネラルを倒した。

トーガコボルトはこれを見て怖気くが向かってきたので

『旋風斬』で攻撃し

撃破する。

剥ぎ取りに移る。

『牙』×2『魔石・小』×1を獲得。

『魔石』は、魔道具の材料になるらしく高く売れるらしい。

さらに、魔石を拾っていると

ピコン!

『魔獣使い』を取得しました。←え?

『魔獣使役』を取得しました。←え?『魔獣調教』を取得しました。←え?

『魔獣指揮』を取得しました。←え?

『テイム』を取得しました。←はい!?

『テイム』は、倒した魔物を仲間にするスキルらしい。

「マジですか……もう驚かないぞ(とか言いつつもきっと驚くんだろうな僕は)」

街に戻り

剥ぎ取りを行った魔物の素材を道具屋に買い取ってもらう。

銀貨60枚を入手した。

宿屋に戻って

食事を摂って部屋に戻り

風呂に入る。

(はあ、風呂きもちいい)

そろそろ上がるかな

風呂から出てバスタオルで身体を拭いて

着替えをして

ベッドに腰掛ける。


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