第2話
翌朝、
「よく寝た」
着替えて宿屋の、食堂へ行く
「おはようございます」
「おう、飯は食うか」
「はい!」
朝食を食べ終えると 宿を出る
『王都』を散策していると
『冒険者ギルド』へ行く。
本日は掲示板を見にだ。
掲示板を見ていると
この依頼受けようかな
『薬草採取』報酬:ひと束銀貨2枚
備考:常時受け付けております。
この依頼を受ける。
『街道』の近くにある森へ向かう。
『気配察知』で探す
『気配察知』はレベルが上がり『周辺探索』になっている。
『周辺探索』で探しながら歩く。
「あったぞ」
20分ほどで着いた。
早速、集め始める。
『周辺探索』を使い薬草採取を行なう。
「よし、こんなもんだろう」
『気配察知』で周りを確認しつつ 街へ戻る
「お帰りなさい」
「ただいま戻りました」
ギルドへ行き受付へ
「はい。3束ですね!ではこちらが今回の報酬になります」
銀貨6枚を受け取る。
「ありがとうございます」
ピコン
薬草採取を取得しました
「(あり?そんなスキルもあるのか)」
薬草採取レベル1
夕飯は『ナカモリ亭』で食べることにした。
「いらっしゃい」
「お一人様で」
「はいよ!空いてるところに座ってくれ」
席に着く
「注文決まったかい?」
「はい!オススメありますか」
「そうだな。今日のメインはホーンラビットのシチューだよ」
「あ、それ美味しそうそれにします!」
「あいよ!待ってな」
10分後
「おまちどおさま!ホーンラビットのシチューとパンね!ホーンラビットの肉はうちの特製スパイスをかけて食べてくれ」
「いただきます!パクっ!んーーーーーー!!」
「どうだい?」
「最高です!!」
「そうか!嬉しいこと言ってくれるね」
「ほんとですよ!毎日でも食べたいです」
「そうかいそうかい!また来ておくれよ!」
ホーンラビットのシチューは絶品だった! その後、風呂に入ったりして就寝した。
翌日も朝からギルドへ向かう。
「こんにちは」
「あら、昨日の子じゃないの!おはよう」
「あの、この依頼を受けようとおもって」
「ああ、その依頼ちょうど今『スカルド』が、受けてしまったのよ」
「スカルド?」
「そこの彼よ」
後ろをむくと
「おっお前は昨日のガキじゃねえか」
「貴方は昨日の冒険者の方ですか?」
「はあ?何言ってんだ。俺はDランク冒険者パーティー『風の刃』のリーダー『スカルド』だ。覚えときやがれ」
「はあ……僕はガキでは……」
「何言ってる?まだ15、6の若造だろうが」
「あ、スカルドさんこの人は」
「あの、僕28なんですけど」
「はあ!?嘘つくんじゃねぇ!俺より年上だと!?」
「あの、その通りです」
「チッ!まあいい、そんなことより、おい!その依頼譲ってくれないか?」
「えっと、構いませんよ」
「ふん!」
僕は別の依頼を受けることにした。
ならこれかな
『コボルト討伐』報酬:金貨1枚、銀貨50枚、銅貨20枚
備考:常時受け付けております。
これも受けることにしよう
「すみません。この依頼も受けます」
「はい。ええと、アキトさんですね。確認しました。これが依頼書になります。
「すみません、コボルトとはどのような魔獣で?」
「『コボルト』は魔獣というより『亜人』ですね
ですが、人を襲うことが多く討伐の対象になることが多いですね」
「なるほど」
「この依頼書では五体ほど討伐して欲しいそうです」
「分かりました」
依頼の場所は『ケル渓谷』か
なにか地図のようなものは
「(!?)」
急に頭の中に世界地図が!?
あ、『王都』の北側に『ケル渓谷』って書いてあるなここだな。
「よし!いくか」
「まず、王都の街道を北方面に行くわけか」
進むと魔獣『オオワシ』が現れる
戦闘突入
「火よ!ファイアボール」
「ギャアアー」
「よし!次行くか」
さらに進むと、また魔獣が現れた
「今度は、ロックバードか」
ロック鳥は石化の魔法を使ってくるので注意が必要なようだ。
「ファイヤーアロー」
「グエエー」
よし!
ピコン
レベルが上がりました
魔術レベルが上がりました
火魔術レベル10
『テンペストインフェルノ』を覚えました。
『テンペストインフェルノ』消費MP200
範囲指定:周囲5メートル
効果:範囲内に炎の嵐を巻き起こす。威力は使用者の魔力に依存する。
おお!凄いな!使ってみよう!
「燃え盛る地獄の業火の嵐よ我が敵を飲み込み焼き尽くせ!『テンペストインフェルノ』!!」
ゴオオーーー!!
「うわーーー」
熱風で飛ばされたーーー なんとか耐える
『周辺探索』で周りを確認するとみんな吹き飛んでいる。
「ふうー危なかった。あれ?いないぞ?」
ケル渓谷の『コボルト』の、いる場所に来たが何も無かった
「あれ?」
ピコン
『コボルト』を討伐しました。クエスト達成です
「………………え?」
ピコン
『コボルト』を討伐しました。クエスト達成です
「……」
ピコン
『コボルト』を討伐しました。クエスト達成です ピコン
「うるさいうるさい!わかった!もう分かったから!!」
『分かればいいのです』
うっせ!
簡単にギルドに帰れたらな
ピコン
なんだ?
魔術レベル及び大魔術師レベルが上がりました。
魔術レベル12、大魔術師レベル10になり
新魔術『テンペスト』、『ライジングアロー』『テレポート』を覚えました。
テレポート!?
魔術ボード展開
テレポート詳細
『テレポート』移動したい場所に瞬間移動する。
レベル1~2 距離100m レベル3~4 距離500m レベル5 距離1000m
「これは使える!」
さっそくやってみるか
「テレポート」
100m飛べた
テレポートレベルが上がりました。
「もう一度『テレポート』」
テレポートレベルが上がりました
テレポートレベル3
これで、500mまでは飛べるのか
まあ、スキルレベルアップしまくれば簡単に街までとか行けるようになるのかも
いまは1kmでも飛べればいい感じだろうな
『王都』へ戻ってきた。
『冒険者ギルド』で依頼の報告をする。
「意外と早かったですね。では、報酬です」
報酬を受け取り
夕飯は『ナカモリ亭』で食べることにした。
「こんにちは」
「お!また来たのかい!今日は何にする?」
「オススメあります?」
「そうだね。ホーンラビットのシチューなんてどうだい?」
「あ、それ美味しかったです!」
「そう!それにするかい?今日はサラダ盛り合わせも付けるよ」
「わーい!ありがとう」
しばらくすると
「はいよ!ホーンラビットのシチュー、サラダ盛り合わせ、パンだよ
たんとお食べ」
「いっただきます!」
やっぱりうまいなぁ
「ごちそうさまでした」
「はいよ!まいどあり」
風呂に入り就寝した。
翌日ギルドへ行くと
「こんにちは」
「あら、アキトさん!こんにちは」
「あの、この依頼を受けたいんですけど」
『ポックルタックル』討伐
『ポックルタックル』は、体長60センチほどの大きなネズミ型の魔獣である。
群れで行動していることが多く、非常に好戦的である。
1匹につき銀貨1枚
備考:常時受け付けております。
「この依頼なら大丈夫でしょう。こちらが討伐証明部位になります。気をつけて行ってらっしゃい」
『ポックルタックル』の『討伐証明部位』を確認すると 耳だった。
なるほど
、だから1匹あたり銀貨1枚なのか。
『王都街道』に着くと、早速『ポックルタックル』を見つけた。
「よし!討伐開始だ!ファイヤーアロー」
矢は見事命中し、『ポックルタックル』は倒れた。
「おっ!結構弱いんだ」
次に見つけたのは、3匹の集団だったので、まとめて倒すことにする。
「テンペストインフェルノ」
炎の嵐は瞬く間に『ポックルタックル』を包み込んだ。
3体の『ポックルタックル』は跡形もなく消え去った。
「しまった!証明部位ごと消滅させちゃった」
「一体分はあるから銀貨1枚は確定だな……テンペストインフェルノは今回は無しだな」
今回の討伐クエストではテンペストインフェルノは使えない『決定事項である』
「よし!頑張るぞ最低でも10体は証明部位確保するぞ」
『王都街道』を進みながら『ポックルタックル』を探し続ける。
「ん?なんだこれ?なんか光ってないか?」
目の前に不思議な物体が落ちていた。
拾ってみると
「なんだこりゃ?ガラス玉か?」
鑑定してみるか
『魔鉱石』と出た。なんだろうこれ
ま、いっか
拾っておくか
その後も『ポックルタックル』を探しては倒していく。
『魔鉱石』は合計20個手に入った。
『ポックルタックル』の証明部位は10体分手に入った
「そろそろいいか。一旦帰ろう」
ギルドへ戻り報告する。
「すみません。『ポックルタックル』の依頼完了しました」
「わかりました。えーと、証明部位は10ですね!銀貨10枚です」
「それとこれはなんでしょうか?20位拾いましたが」
「これは魔鉱石ですね。武器などを錬成したり、1部のアイテム錬金に必要です」
「錬成に錬金!?」
この世界では錬金術や錬成術もあるのか。
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