第18話 ひみつのおはなし(笑)
「ステータスちょっとおかs…あ」
「ちょっと!?奏空!?」
そういって奏空は落とし穴に落ちてしまった。
そう、休憩地点に落とし穴があったのである。
◆
「ん…うぅ…」
あれ、ここどこ?
「おぉ!ャっと起きたのね!」
「!?」
な…なんなんだこいつ…!?
稲荷の姿をしてるけど…
声が違う…?
「どうしたの奏空?私だよ、稲荷だよ。」
「あなたは…いや、てめえは誰だ?」
「・・・・・え?なに言ってルの?私だよ。」
「お前。やっぱ違うな。」
そう言って奏空は、短剣を取り出した。
「お前、色々違うんだよ。」
そういいながら奏空は
その瞬間、稲荷の偽物がドロリと泥のようになり、
腕が、足が、顔が生えてきた。
「いやー。すごいね。人族の絆っていうものは。」
喋り始めた瞬間、奏空は鑑定をした。
そう、いつの間にか鑑定を取得していたのである。
名前 カグレア・ストラル
性別 女
レベル ???
種族 泥混
職業 忍者
HP ????
MP ???
攻撃力 ???
防御力 ?
素早さ ???
魔攻 ???
幸運 ??
SP ???
《スキル》 ■■■の資格 ??? ???
「な、なんなのこのステータス!?」
「勝手に鑑定しちゃ駄目じゃないか〜」
そういいながらカグレアは、目に追えないほどの速さで近づき、
後ろのモンスターを殺した。
「…へ?」
奏空は驚愕、疑問、色々な感情が混ざり合っていたが、
とあるスキル《・・・・・・》があることを思い出した。
「一か八か!【恐怖】!」
【カグレアには効かなかったようだ…】
くっそ…
「そんなもん効かないよ。」
奏空は殴ってくるカグレアからギリギリで避け、反撃を試みた。
が、掠っただけのようだ。
「ちっ、」
ん…?掠っただけなのに少し効いている?
あ…(察し)
こいつ防御よわよわだ!!!!!!
えまってていうかダンジョンパッド(?)使える!?
つまり…
「キャァァァァ!!」
「物量こそ正義なんですねえ(^q^)」
「「「「「「「「「「「「「「ぷるぷる」」」」」」」」」」」」」」
◆
「ひぃ…ひぃ…もうやめて…」
「youのlifeはもうzeroネ!」
つかそういえば…
今戦意なくね?
「Hey Yo!【眷属化】!Yo!」
【カグレア・ストラルの眷属化に成功!】
「はぁ…はぁ…やっと開放された…って」
「(^q^)」
「眷属になってる!?!?!???!?!?!?!!!?!?!!?」
◆
「しくしくしく…」
「まぁまぁそんな悲しまず。ほらこっちにご飯あるよ」
「騙されないわよ!」
「流石にコレで騙されたら引くよね」
「あんたが言ったんでしょうが!」
そんなイライラしなくてもいいのに‥
骨食べる?
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