SEVEN　罪＝徳

オリミヤ

『七つの大罪』

それは人間の”心”に住み着く、害悪な感情…。

人間自身を「罪」へと導き、「善人」な人間を…――醜悪な「悪人」へと堕とす”不純の塊”。

……”大”に”罪”の文字が繋がっている事もあって、その概念には「負」の”要素”…もとい”邪悪なエネルギー”が大量に集まっている。

それらの「負」に汚染され、最終的に支配された人間は”堕落”を経て「悪人」と成り、そう成った者は世間から非難され、馬鹿にされ、冷たい視線で刺され…――他者とは違う、一種の差別的扱いを受ける…。受けてしまうようになる。

故に世間的には「大罪に含まれるその七種類の概念は、自他共に苦しめる”猛毒”である」と認知されているのであった――…。

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