第3話

 あれ?なんか聞いた話と違う気がするのだが?

 雑魚武器しか創れないはずじゃ?

 まさかこれを雑魚なんて言うわけないよな?

 スキルの詳細をもっかい見てみよう



 武具創造クリエイトウェポン

 ・創る武具の構造などを理解し、想像すると創れる。

 ・創る武具の素材により、魔力の消費量が変わる。

 ・創った武具の性能は鑑定を使わずに見ることができる。

 ・創った武具の名前はオリジナルならば自分で付けることができる。

 ・創る武具の性能は消費魔力に+αで周りにある魔力を吸収した量で変化する。



 あっ(察し)

 ここは多分どこかの迷宮の深層だから周りに魔力が多かったんだな。

 ところで俺の魔力はどのくらい減ったかな?


 魔力/1000→50


 、、、ヤバ!

 魔力の消費量エグすぎだろ!w

 これ多分魔力0になったら気持ち悪くなる系だよな?

 自然回復するであろう!

 、、、多分!


「ずっとここにいても仕方がないし、動くか」


 でもどうしよう?

 上に行って出るか、下に行ってあるか分かんないけど転移装置で出るかだよな~

 ここがどこかが分かんないからな~

 安全策ってことで上に行くか!

 幸い上に行けそうな階段が目の前にあるから行くか!





 さすがに階段上がってすぐにエンカする訳はないよな?

 、、、、、、ナ、ナンカイルー


 あれはなんていうやつだっけ?

 思い出せ!今までプレイしてきたゲームを!

 えっと馬の下半身に人間の上半身だから

 、、、、、、ケンタウロスだ!

 まだこっちに気づいてないからチャンスだ!

 

 俺はそっと刀を抜き放ち、目の前に構えた


 、、、なんだこれすごいぞ!

 なんか体が軽くなった気がする!

 あっあれか!

 装備したことによってステータスが上がったんだな!

 よし!このまま倒す!

 こっちに気づいたみたいだが遅い!!



「『蒼月華流そうげつかりゅう 横一文字斬りよこいちもんじぎり』」



 俺のほうが早かったわけで、ケンタウロスは上下に真っ二つになった。

 すげぇ!俺の体じゃないみたい!なんかバター切ってる感触だった!


「この死体どうしよう?」


 そういえば空間魔法1があったよな?

 なんかアイテムボックス的なのできるんじゃない?

 幸い刀を装備したから魔力はたくさんあるんだなこれが!

 試しにやってみるか!


「アイテムボックス」


 、、、、、、、何も起こらない、、、ただ恥ずかしいやつやん!


 どうしよう?もう放置でいいやw

 そういえばケンタウロス倒したから何かもらえたんじゃないか?


「『ステータス・オープン』」


 名前/武内 創

 レベル/20

 U級勇者

 年齢/16才

 称号/異界の勇者、蒼月華流の使い手、■■■■■■■■■■

 体力/100

 攻撃力/100

 魔力/2000

 防御力/10

 固有スキル/武具創造クリエイトウェポン

 スキル/風魔法1、火魔法1、水魔法1、土魔法1、光魔法1、闇魔法1、魔力制御2、魔力増強2、空間魔法1、刀術2、俊足



 なんだ?この■■■■■■■■■■は

 どゆこと?

 一旦置いておくか

 何も分からないし

 んで新しいスキルは俊足か

 良いスキルゲットしたわ!

 じゃあこの俊足を生かして早くここから出よう!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る