第11話 コラボ配信前
俺は、変なカメラの前にいた。そのカメラは浮いているのだ
「なあ、これってどういう原理で浮いているんだ?」
「わからないわ。ただ一つわかっていることは、これがダンジョンによって生成されたものってことだけだわ」
「へー、ちなみにどこでドロップするんだ?」
「魔竜の巣窟でレッドドラゴンを倒せば5%の確率で手に入るわ」
[もっと奥に行くと100%ドロップのやつも居るよ]
「へー結構レアなものなんだな」
「レアってものじゃないわ、今のところ世界に20台しかない貴重なカメラよ」
「一体いくらしたんだ?」
「1億」
「1億...まじかよ」
「まああなたも頑張って稼ぐか、ドロップに期待しなさい」
「で、なんでこのカメラと一緒にダンジョンに入るんだ?」
「コラボ配信をするからよ」
俺は帰ろうとしたが、捕まってしまった。
「なんで、なんでこんなコミュ障の人にそんなひどいことをするんだ!」
「あなたコミュ障だったの?」 [絶対に話せるだろ]
「後、配信って何すればいいかわからないし」
「私が教えるわ」
「あっ、」
その時、俺は絶望したのであった。
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