第6話
その電話のやり取りだけで、疲弊してしまった。
夜中の3時くらいになった。
そもそも何で11時に電話なんかかけてくるんだ。
それを主治医や親に相談すると、
なんか、やっかみに見える。
その勝山って人が僻んでるのがうつったんだと思う。
不幸の塊が集まってるからね。就労移行は。
不幸な人が増えたほうがいいんだよ。
仲間が増えるってことだからね。
私には、主治医や親のような庇ってくれる人がいる。
一之瀬さんは親友が10人いる、知人が千単位いるとか自分で言ってたけど、
勝山さんと仲良くして、
勝山さんに時間を割いている時点で、
本物の友達はいないと思う。
嫉妬の女の囁きに耳を傾ける男の末路 西沢佑美 @jwyumi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます