31回のビリビリ的ないつものやつのメモ書き

あお

桃鳳凰華のキャラ表

◆桃鳳凰華(とうほうおうか):リベルタ女学園二年生

【概要】

一人称:鳳凰・鳳凰様(時折フェニックス)

ファッションブランド仏智(ぶっち)創設者の娘で有名アイドルの妹。本人も《フェニックス》というファッションブランドを展開して、一部の層から絶大な人気を誇っている。

しかしその人気や自分の価値は《家族の七光り》なのではないか? という思いを捨てきれず、周りから本当の意味で《自分を評価してほしい》と日々、ファッションの創作にのめり込む。

主人公葵との出会いで、フェニックスのために奮闘している自分・自身の思い込みから解放される。


【詳細】

日本が誇るハイパー高級ブランド《仏智(ブッチ)》創設者の一人娘。また姉も超有名アイドルの《桃鳳可憐(とうほうかれん)》。

凰華はファッションモデルをしながらブランド《フェニックス》を経営している。

左右非対称のデザインを得意とし奇抜なデザインで時折世間を騒がせ、一時は《カリスマJCデザイナー》として有名になる。一部からは絶大な人気を誇っている。

ファッションに興味の無い人でも一度ぐらいは彼女の名前を聞いたことがあるだろう。

その服は奇抜なことで有名だが、その裏では《家族の七光りで有名になっただけかも》という不安があり、常に目立とうと必死である。

《フェニックス》の売り上げが上がり注目を集めれば、自分は自分でいられるかもしれないと思っている。


学園の許可を取り彼女は制服ではなく自社ブランドの服を着用することを許されている(母親のブランドに負けまいとする対抗心から)。

その後の出来事で『自分は自分』と考えるようになってからは学校の制服を着用するようになった。


【ぶっ飛び設定】

・一人称が《鳳凰》《鳳凰様》時に《フェニックス》。

・学園の許可を取り彼女は制服ではなく自社ブランドの服を着用することを許されている(母親のブランドに負けまいとする対抗心から)。

・彼女専用の工房と衣装室があり、そこへの渡り廊下はエスカレーターになっている。


【家族・友人について】

・母親は仏智(ブッチ)の代表である《桃鳳紗月》。

・リベルタの制服は母親のデザインである。

・姉は二つ上の超カリスマアイドル《桃鳳可憐》。

・芸能人一家である。

・母親と姉にコンプレックスを抱いているが、家族中は良好であり日々二人から色んな事を教えてもらっている。


【願望・行動原理・変化】(ただしこれはリベルタのトリニティとしての振る舞い)

自分の人気や名誉が《家族の七光り》じゃないことを証明するために奮闘する。

母や姉に負けないようにと二人を追い続けるが、葵との出会いで自分のブランド、ひいては自分のことを見てくれる人がいると知り、母親が作った学園の制服に袖を通すようになる。


【人間関係・立ち位置】

・学園では一部からカリスマ的存在。ただしその殆どが母親の娘、姉の妹というポジションではないか? と勘ぐっているので、そういう人間を避ける傾向にある。

・新聞部の嬉聞古見子(ききこみこ)のことが嫌い(理由は過去に記載)


【過去】※年表はExcelを参照

◯ファッションを好きになった理由~現在(※この項目はそのまま二章後半プロット)

母・紗月のファッションブランド《仏智(ぶっち)》の洋服が大好きだった。

母からは王道だが洗練され常に次世代を見ているような、華麗な服を毎日着せてもらって楽しい日々を送っていた。

また姉の可憐も仏智の衣装で子役時代から芸能界で活躍していた。

特に仏智の衣装を着て子役時代からアイドルとして活躍していた姉・可憐をコンサートで見ることがすごく好きだった。

そんな姿を見て『人を輝かせる洋服や衣装はすごい力を持っているんだ』と思うと小学校の後半から衣装づくりに没頭。

その後、仏智の王道さに奇抜性を取り入れたファッションブランド《フェニックス》を立ち上げ一時、《カリスマJCデザイナー》と持て囃されたが、仏智に奇抜さを足しただけ……という指摘もあり、一部熱狂的なファンが付く程度に収まる。

自身もそれは把握しているみたいで、創作に苦心しみながらもフェニックスのために日々奮闘するが答えが見つからないままリベルタの高等部へ進学する。

リベルタ女学園の制服は母のブランド《仏智》の制服。母と比較して劣等感を抱いている凰華は袖を通すことが出来ず、自らの作った服を学園の許可を得て制服として着用している。

学内でも有名だがなんとなく《元・カリスマJCデザイナー》という肩書にはみんな触れなかった。

ただ学園には純粋にフェニックスのファンもいる模様。

業界では《フェニックス》の名前は知られているため、有名なファッションショーではたびたび入選・最優秀賞に選ばれることがある。

しかしそれは母やアイドルである姉の影響が大きいのではと世間からは言われている(じっさいにそのフィルターはあると思う)。

正解にたどり着けないが、家族の肩書で自分の地位があるのでは? ということを悩み続けている。

そして結果が出るたびに新聞部からも取り上げられるため、凰華はいつも出ているファッションショーへのエントリーを中断。匿名で参加できる小さいショーで結果を出そうと奮闘する。

しかし《自分の方向性》がわからずに暗いトンネルに突入した気分になる。

そんな時、主人公の葵から気分転換にとアイドルのライブに誘われる。

忙しすぎて姉のライブも見ていなかった凰華だが、この時ばかりは仕事をわすれて楽しめた。

楽しいという感情になったのはいつぶりだろう――それに気づいた凰華はアイドルのように人を輝かせる服を作りたかったことを思い出す。


ファッションデザインを始めたきっかけを思い出したことにより突破口が見え成長する。

そして桃鳳凰華の名前(本名)を出さずに参加できるファッションショーで自らがその服を着用すると優勝して、不死鳥のような復活を遂げ名実ともに《フェニックス》となる。


その後はアイドルの衣装を作る路線にいったとかいかないとか。


◯その他、桃鳳凰華によく起こる出来事

・物心ついたときから《仏智のお嬢様》や《桃鳳可憐の妹》というポジションで語られることが多かった。

・自分のブランド《フェニックス》のお披露目パーティーの時にあいさつにきた偉い人たちは、口々に自分の母や姉の名前を出して「さすが、〇〇の娘さん(妹さん)」と言われたことが許せなく、行動のエネルギーにもなっている。

・家族が評価されていることは嬉しいことと思う一方で《自分を自分》として見てほしいという思いからファッションを研究する。

・嬉聞古見子の書く『リベルタ通信』の取材に答えた時に、新聞の見出しに《仏智のデザイナーの娘であり、人気アイドル桃鳳可憐の妹》という紹介をされたことに怒っている(本人は身内の付属品みたいな書かれ方は好まない)


【夢】

自分のブランド《フェニックス》が《親や姉の妹》というポジションじゃなく、桃鳳凰華のブランドとして有目になることを目指している。


【性格・セリフ・口癖・欠点】

○性格

・母親と姉に負けないと頑張る負けず嫌い。

・自分が成功すると思ったらあらゆるリソース(お金、時間、体力)をつぎ込む。

 ※そのせいで体調を崩すこともある。


○セリフ

「絶対この鳳凰様のフェニックスが最強になってみせるわ」

「桃鳳紗月の娘、桃鳳可憐の妹ではなく一人の桃鳳凰華……鳳凰として」

「負けないわ。次の新作は死んでも作り上げる」


○口癖

「桃鳳(凰華)じゃなくて、鳳凰!」

「天才の鳳凰は考えたわ」


○欠点

・自分は自分であることを証明するために全力を出すため、無茶をして寝不足・体調不良になりがち。


【外見・身体】(身長、体重、スリーサイズ、利き手等はExcelへ記載)

・サイドツインテール(ピンクと黄色のグラデーション)。

・コンタクトレンズがピンクと黄色のオッドアイ。

・マニキュアも親指から順番にピンク→黄色……と交互。


【成績・学業】

トリニティの一員だけあって成績は悪くはない。……悪くはない。

理系の科目が尖って良くて、文系科目は平凡である。仕事が忙しいと時折赤点ギリギリを取ることもある。例えるなら数学90点、社会科60点、物理95点のような感じ。

《フェニックス》を経営していることもあって数字方面には強いが文系は苦手な模様。

しかし美術など感性を必要とする科目は得意。運動能力は普通。


【好き・得意・興味】

勝負事が大好き。やはり「自分は自分」を証明するために生きているため。

基本的に学業以外のすべての時間を《フェニックス》に費やしているが、たまに遊びに行ったりするゲームセンターでも絶対に勝ちに行くスタイル。

わりとトランプやUNOのようなカードゲームは好きで気分転換にネットや親しい人間と遊んでいる。ただしすぐに表情に出てしまうので心理戦のゲームには非常に弱い。

熱くなるので決してギャンブルをやってはいけないタイプの人間w


【嫌い・苦手】

服を作っているため指を痛めるもの全般が嫌いである。

また《桃鳳紗月の娘》《桃鳳可憐の妹》と紹介されることを嫌う。

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