40.手術当日
空は厚い雲に覆われ、灰色の景色を見せつけてくれる水曜日。
絶好の手術日和ですね!
晴れてたら晴れてたで、悪態ついてたと思うからちょうどいいと思います。うんうん。
昨夜、同室のパイセンが夜中にもそもそしてらっしゃいました。
明日は我が身、の気持ちが高まります。
始まっちゃえばまあ私がすることは麻酔きいてるかどうかの確認くらいだと思うので、どっちかというとそのあとの数日が本当に厳しい戦いになりそうだなと。
背中に管入れっぱなしにして、自分で機械で麻酔を入れる生活が始まります。
ほんとこわすぎる。
早くスマホ触れるくらい回復しますよーに。
いやー。こえー。
看護師さんが、朝の検温とかしてくれました。
血圧計セットして、脇に体温計入れてくれて同時に全てがぴーって終わった瞬間なんか感動した。
すごい。さすがプロや。
今日の流れを確認。どきどき。
かなりフェス前で普通にお腹痛いなぁって感じ。
鎮痛剤入りますかって聞かれたけど、多分あと数時間でもっと強い鎮痛剤入るだろうなって思って、一応お断りしておきました。
こっからエブリデイ薬漬け生活が始まります。
もう飲み放題。入れ放題しちゃうもんね。
遠慮なんかしないもんね! ふんふん!
これを書いているのは六時五十八分。
八時には準備を開始したいと思います。
どきどき。
頑張るぞー!!
*** 注意 ***
以降、思い出しながら書き起こしたものもありますがほぼ当時の状況を書き殴ったメモです。
統一表記もバラバラのままで、構成し直すか迷ったのですが、そのまま掲載します。
入院中のフラッシュバックや嫌な記憶がある方、血などの直接表現は一切ありませんが心理的詳細描写が苦手な方はここで戻り、気分が悪くなった方はすぐにブラウザを閉じて下さい。ご協力をお願い申し上げます。
11:50くらい
目覚め。一瞬でおわった。起こされた。
経過観察室へ移動
12:44
病室へ戻る、スマホ解禁。
麻酔は左、右はナースコール
尿カテきもい
夕方に酸素マスクはとれるかも?
体は起こしちゃダメらしい
30分か1時間おきに看護師さんが血圧、空気、体温、背中の管(麻酔入ってる管)の確認をしてくれる。
それ以外は基本眠ってる。
足を自動でもんでくれる機械気持ちいい。
痛みは基本ない。定期的に背中から麻酔が入って、自分でも追加できる。
その仕組みが出来上がっているのが1番怖い。
16:00
パチ先が来る。元気いっぱいだなこの先生。
1時間おきに起こされる。ずっと続く。
お水飲めないのが辛い。
うがいだけ許されてる。看護師さんの出してくれる皿に吐き出す。
水がのめないのはつらい。
歯磨きはした方がいいらしい。拷問?明日考えます。
(続)
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