12.シュレディンガーの手術日
朝になると、ほんのりと微熱が出る日が続いています。
風邪なのか、なんなのか。なんなんだ一体!?
最近自分の体がわからなすぎて泣きそうです。
別に前だって、完璧に把握してたわけじゃないけどさぁ!
知らんよ!初心者くんの好きな人とか!おい女子やめろよー!せんせー初心者くんが熟練者ちゃん泣かせましたー!泣かせてねーし!です。(なんの話)(本当にな)
明日は、手術日決定の日。
ほんとに決まっちゃうんだなぁと、ぽやぽやした気持ちです。
知らなければ、一生手術日だって身構えなくていいのか。
今私は、シュレディンガーの手術日状態。
箱の底に残るのは、希望か絶望か。(それはパンドラな)
いや切ることは確定してるから、猫もハムスターも関係ないんですけども。
ほら、森へお帰り。(これは筆者の妄想による妄想のための妄想の比喩表現です。外来種を野に放つことは外来生物法で禁じられています。絶対にやめましょう)
今日も明日も、すっきりとした天気とはいかなさそうな曇りの予報。
これくらいの方が、なんとなく気が紛れますね。
私がだるい時に晴れ渡るなよ、とか理不尽なことを考えちゃう心の狭さ。狭量選手権、優勝候補ワンチャンあると思います。
少し天気悪いくらいの方が、今はほっとします。
でも、当然っちゃ当然かなとも思ってます。
「この日にお前のお腹を切るよ」なんて言われるの、めちゃくちゃ極まったヘキある人以外怖いって思っちゃうよね。わはは。こえーや!
浮沈みを自覚して、受け止めてる自分もちゃんとここにいます。
大人になるってほんとやだね。
やだやだって、いつまでも泣いているだけの子どもでいられたら良かったのに。
そうしたら周りが全部なんとかしてくれる年齢だったら楽だったのに、と。
どうしようもないことを考えてばかり。
一応大人なので、検査も受けるし説明もちゃんと聞きに行くし準備もやります。
任せてよ、大人だもんね。ふふん。
(続)
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