広大な大地
Grisly
広大な大地
大きな大きな水かき。
人の背丈の3倍もある
その生物がやって来た。
村全員が、1週間は食い繋げる、
貴重な食糧である。
人々はワクワクしながら弓を手に取った。
その巨大生物は静かに倒れ、
皆大喜びで肉を分け合った。
20✖︎✖︎年。
人口増加に伴う、
戦争、食糧不足、資源の枯渇。
これ等の問題を解決するため、
昔ながらの手法が試みられた。
すなわち、小型化。
恐竜の時代の終焉。
火山灰にまみれた、
過酷な環境を生き抜いて来れたのは
哺乳類の祖先が、
小さな小さなネズミだったからだ。
小さければ小さい程、生き残る確率が高い。
したがって、ある科学者が
それを可能にする装置を作った。
問題は、恐竜絶滅の頃とは違い、
一斉に小さくはならず、
一定数元のサイズで居たい人達が居た事だ。
いずれ彼等は…
広大な大地 Grisly @grisly
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます