広大な大地

Grisly

広大な大地

大きな大きな水かき。

人の背丈の3倍もある

その生物がやって来た。


村全員が、1週間は食い繋げる、

貴重な食糧である。


人々はワクワクしながら弓を手に取った。




その巨大生物は静かに倒れ、

皆大喜びで肉を分け合った。




20✖︎✖︎年。

人口増加に伴う、

戦争、食糧不足、資源の枯渇。


これ等の問題を解決するため、

昔ながらの手法が試みられた。

すなわち、小型化。


恐竜の時代の終焉。

火山灰にまみれた、

過酷な環境を生き抜いて来れたのは

哺乳類の祖先が、

小さな小さなネズミだったからだ。


小さければ小さい程、生き残る確率が高い。

したがって、ある科学者が

それを可能にする装置を作った。




問題は、恐竜絶滅の頃とは違い、

一斉に小さくはならず、

一定数元のサイズで居たい人達が居た事だ。


いずれ彼等は…


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広大な大地 Grisly @grisly

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