学校

ヒュー

学校の屋上では、生ぬるい風が吹いている。

あれから、寝ると怒る先生が出てきてこうやって、屋上で暇を潰すようになってた。別にテスト満点だから、いいと思うけどダメみたい。

学校はあれだが、歌い手としては順調。明日にはデビューだ。

カーニバルの2期生の発表はとても、華やかな発表だった。まず、テーマ、そして、機械声を利用して少しの情報、パーカーを深くかぶった状態のイラスト、そして先週声だしで一言名乗る。

「ギフテッド歌い手。幸せになりたい人だけ推して」と言った。

そのお陰で、ほぼばれてる。

だから、確認DMがくるようになり、うざりしてる。ー人、ー人のオリ曲の調整もした。咲は予定通りにダンスホール、サンにフォニ、玲に酔いどれ知らず、透仁KINGを提供

個人の活動とては、順調にファンクラブが機能したし、グッズも3日で完売した。次回は沢山作ると配信で言って、めっちゃ切り抜かれた。そして、歌みたはちゃんと喜んでもらえた。

誕生日用のイラストと、活動記念日用のイラストも依頼してる。誕生日はオリ曲で、活動記念日は眠り姫である。

キーンコーンカーンコーン

よし、教室仁戻ろ。SHRで終わり。


ガラ

「嵐山、どこに行ってた!」

「どこにもいいと思いますが。そこどいてもらえませんか?席につけないのですが」 

「その前になんで、サボッたか言え!」

「別に何でも良いじゃないですか、テストは全て満点ですよ」

「授業は人の話を聞く為の練習でもあるのだ。こんなんじゃ、ろくな大人になれないぞ!」

はー。うるさいな。

「別に先生に関係ないでしょ。早くやってくれますか?クラス全員待ってるのですが?」

「お前のせいだ!真面目に。ちっ、放課後話そう。今日の連絡はない。起立、礼」

逃げよう。

「「ありがとうございました」」

タッタタ

「おい、嵐山!」

急いで階段を降りて、待ち合わせ場所行く。

「あ、凛花」

「お姉ちゃん、ちょっと先に走るから外で待ってて」

姉に言って、靴を履き替えて走る。

ここまでこれば、さすがに来ないだろう。

姉待つか。


「お姉ちゃん!」

「あ、いた。なんか先生怒ってたし、逃げたの?」

「うん、今日最終会議だから、放課後潰れちゃ困るから」

「明日は頑張りなさいね」

「うーん、嫌だよ。明日も逃げようかな」

「お母さん呼ばれるよ」

「それは面倒くなる」

「なら、怒られるか、授業受けなさい」

「怒られる」

「授業受ける気ないのwwそれはそれで、お母さん呼ばれるよ」

「そしたら、諦める」

「なら、いいけどww案外あっさりだね」

「考えるのも嫌」

「あー。確かに」

お母さん来たら、あること無い事言いそうでしかない。

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