配信【一万人記念】(2)
「じゃあ、次は重大告知。みんな、なんだと思う?私ゼラニウムは6月中旬にグッズを出します!歌みたも遅くないうちに出すよ。一ヶ月もと、思ってたらダメだよ。
一ヶ月は早いよ。頑張って、お金貯めといてね?正直、どれくらい売れるかわからない状況だから、売り残らない量でしか販売しないよ。そうそう。お金がなくて、少し日が空けたら売り切れだったら、悲しいでしょ。まあ、理由は、完売受注は遅れるからね。大体、7月の下旬には届くかな。誕生日までには届くような感じ。何を出すか?秘密。楽しみにしててね。ここで念じてもw w』
『わくわく』
『ついにグッツ』
『だいたい一ヶ月後か』
『少し先だね』
『お金貯めないと』
『あー』
『思うより、渋ってたら、、』
『7月下旬か』
『祭壇つくります!』
『何を出しますか?』
『秘密か』
『缶バッチこい!』
『アクキーこい!』
「じゃあ、ギフト呼んで行くね。
・
・
・
1万人記念だからか、いっぱいありがとね。ありがたく、お金使わせていただくね。
最後に、これは全然通過点だからね。こんなんで、満足なんてしないでね。
じゃあ、バイバイ」
カチャ
「ふー。終わった」
明日は学校テストか。行きたくないなーー。でも行かないと母がいる。
テストよりめんどくさいのがこの家にいる。
ガチャ
「配信終わったよー。あれ?お姉ちゃん、お母さんは?」
「類さんと食事だって」
「ふーん。気づかなかった。いただきます」
「召し上がれ」
パクパク
「ねえ、凛花?」
「ん?なーに?」
「無理してない?」
「へ?なんのこと?」
「最近お母さんはあれだし。自覚ないのかもしれないけど、毎晩うなされてるよ」
「別にお母さんはうざいだけだよ。気にしてない。えー。全然、夢を見た記憶ないんんだけど」
「やっぱ傷ついて」
「大丈夫だから。お姉ちゃんが心配する必要ないんだから。大丈夫だって、そこまで
痛くもないし、別に生活に支障出てないんだから大丈夫だよ」
「・・」
じーってこっちをみてくる。
別に嘘をついてるわけでもないから、いいけど。
例え、嘘をついててもバレないだろうけど。
「なら、いいけど。少しでも嫌ならお姉ちゃんに言ってね。お姉ちゃんは、ずーっと凛花の見方だよ」
「ん。ありがと」
「照れてて、かわいい」
「照れてないし。早く食べるよ、冷めるよ」
「はーい。照れてるのもかわいい」
「だから、。はー」
「ww w」
そんな感じで、さしぶりに楽しい夕食の時間だった。
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