07 -異世界とは
王に書簡が届いた旨を伝え、帰ってくるのを待っている。
私はその間、何度かそれを読み返した。
文章から不満がひしひしと伝わり紙は強い魔素を発し、それは威圧感を放つ。
王は
いつもなら王はこれからリックの仕事をするけれど、今日は私達が呼んだからアルバイトが終わったら戻ってきてくれるはず。その待ち時間がとても長く感じられ、私は手紙の内容に関わる
呼ばれ方はそんなふうに色々あるけれど結局は同じ所。
各々の考えで色んな見解をされているけれど、どのように捉えても
しかし
私だって
私が覚えている
他にも
幽霊として現れているのに人間としても生きている存在。
人間として生を受けてはいない存在。
神とか仏とか呼ばれる存在。
その他、当てはまらない存在も居て、それらは総称として
私は
つまり
……。
普通の幽霊って何かしら?
そう考えちょっと笑ったその時、後ろから声がした。
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