木瓜さいて春のゆふべとなりにけり

【読み】

ぼけさいてはるのゆふべとなりにけり


【季語】

木瓜の花(春)


【大意】

ボケが咲いて、春の夕べとなったのであった。


【付記】

「百花さく春」というくらいで、春にさく花はボケにかぎらない。ただわたしがそれにいくぶん愛着をおぼえているようである。

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