短調の手遊び唄や虎落笛

たんちょうのてあそびうたやもがりぶえ

季語は「虎落笛」です。


虎落笛とは、「冬の激しい風が柵(さく)や竹垣に吹きあたって発する、笛のような音」のことです(コトバンク:精選版 日本国語大辞典)。


物悲しい感じのする手遊び唄のイメージを、寂しげで寒々とした虎落笛の音に仮託して詠んだものです。

まあ、虎落笛という季語を使ってみたかったということもあります。


寺山修司の世界観のような句だとのことで、本選をいただきました<(_ _)>


「まるで誰々のような~」というのが創作の世界で誉め言葉なのかよく分かりませんけれども、ここは素直に喜びます(^▽^)/ 寺山修司好きなので。

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