忘れじの記憶とワンダーランド

ささまる

プロローグ

第1話

 目を覚ますとそこは異世界だった。


 正装をした人たちがたくさんいた。


 何かのお祭りなのだろうか、式典なのだろうか……。


 俺はそう思った。


 でもそうじゃなかった。


 ここは" ワンダーランド"という異世界だった。


 その世界にある1つの学園、ベルトブルクカレッジという場所だった。


 どうやら俺は別世界に来たらしい、と思った。


 でも、元の世界の風景も名前も何もかも思い出せなかった。


 俺は全ての記憶を失ったのだ……。


 


 


 

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