SOS [Aメロ]


 ピピ――ピピ――ピピ――。

 どうして閲覧数が全然増えていないんだ。理解に苦しむ。応援のサインを出してくれた人には感謝をする。

 読者は新着小説を閲覧しない傾向にあるらしい。とある記事で、そんな文章を目にし、目の当たりにした。やはりそうなのか。

 ではなぜそうなんだ。新着小説にこそ、新しい発見や、面白い出会いがあるだろう。誰も目にしたことのない未開拓地があるに決まっている。

 足を踏みいれたことのない秘境に足を踏み出すのがそんなに怖いのか。お宝が眠っているかもしれない、金銀財宝がザックザクかもしれない。

 もしかして新着小説をアマゾンの奥地とでも勘違いしているのか?新着小説はそこまで怖いものじゃない。蛇も、カエルも、ワニもいないのだ。

 喰われることもない、巻き付けられることもない。

 あ、もう通信が途切れそうだ。また明日、同じ時間に発信する。

[追記]同じ時間に発信しても無駄だと分かった。時間帯を変えて発信する、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る