第52話 鑑賞会
先週は久しぶりに鑑賞会に参加させて頂き優品を拝見出来ました
数寄者の世界は狭いもので、優品は誰から誰に渡っていったものか、今現在はどこにあるのか?
皆さんはしっかりと認識しています
自分の手元に来たら秘匿してしまう人もいますし、人の目には触れたく無いでしょう
やはり、普通にしていたら中々名品は見られないし入手も出来ないという事ですね
名品と言われる品物を目にする事の出来る数少ない機会ですからシッカリと目に焼き付けて来ました
いつかはこんな品物が2つ、3つ手元にあったら最高でしょうね
鉄鐔の名鐔を入手された方は寝る時でも枕元に置いて眺めたり、お出かけの際にもポケットに入れて楽しんでいる方もいるようですが、さすがにそこまではしないですし、家からは出しません
そしてつくづく自分の欲しい品物は町彫りだと改めて感じました
あんなに小さい品物にギュッとモチーフや世界観を詰め込んだ芸術品は世界を探しても数少ないと感じます
会が終わってから有名刀剣店に立ち寄りお話を聞くと、外人さんが毎週訪問しては高額な品物を買って帰国するようです
彼らにとって、この為替の差額はバーゲンセールなのでしょうね
米国にも流れますが、中国にもかなり流れているようです
土地が持てないので資産を違う形に変える事も目的の一つらしいですね
名品は海外に出て欲しくはないものです
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