第17話 説明書 vol.1.0 ver.1.14
☆召喚☆
異世界召喚を指す。
アルカナ王国が竜宮院と山田を迷宮踏破のために召喚した。
召喚されるのは『この世界を救ってくれる人材』となる人物であるとされている。
☆聖騎士☆
主人公。光属性に特化した守護騎士。
現在一部スキルが成長し《光魔法:極++》へと変化。
とある出来事がたまたま4回連続発生し心に消えない傷を負う。
アルカナ王国内に存在する山田を含む4人の聖騎士は今や蔑みの対象となっている。
☆迷宮☆
ダンジョンともいう。
育ち過ぎるとスタンピードを起こす。
ただ地下に潜る形以外にも、様々な形で顕現を果たしていたりする。
☆新造最難関迷宮☆
一層からヤバい。
このダンジョンが発見されて以降、新規ダンジョンの探索は上級者クラス(ほとんどS級以上)に任されるようになった。
12の新造最難関迷宮があると
☆鏡の迷宮のボス☆
水晶の人型。または水晶の
透明の魔力鉱石から構成される。
初見殺しのボス。魔法であればどんなものでも跳ね返す。
山田以外の常識的な範疇のパーティが、死ぬ気でなんとか辿り着いても、ボスに温存してきた最大火力の魔法を放って反射されて全滅する運命。
☆光の迷宮のボス☆
光輝く女性の天使型モンスター。
常識的な構成のパーティなら出会ったら死ぬ。
☆ダンジョン鑑定師☆
ダンジョンがどのようなタイプのダンジョンかを漠然と鑑定出来る職業。光の迷宮や鏡の迷宮の名付けは彼らの仕事。
数が少なく重宝されている。仕事をほとんどしなくても一生余裕で食べていけるレベル。
☆月がキレイですね☆
誰しもが知ってる告白のセリフ。
翻訳にはセンスを感じるが果たして……。
かつて訪れた日本からの勇者が様々な寓話や逸話を伝えた結果、この言い回しも流行った。
☆魔法対魔法☆
対立概念どうし、もしくは同系統の魔法どうしなら純粋に魔法の級数で勝ち負けが決まることが多い。
例えば、初級魔法が上級魔法に叶う道理はないとされる。
ただそれについては、巷で話題の赤髪の賢者様が完全に覆した。
☆スキル対スキル☆
スキルの等級が高いほど効果が大きいためスキル対スキルとなると級数が高い方の効果が及ぼされる。ただある程度の減衰は見込める。
減衰によって本来のスキル効果が十全に発揮されず、ちぐはぐな効果となる場合もある。
☆スキル☆
持ってる能力を言語化したもの。
神より与えられた不思議能力。
実際のところわかっていないことの方が多い。
☆スキル鑑定☆
人がどのようなスキルを所持してるか鑑定すること。
これについても謎が多い。どういう理屈でこれが為されるのかほとんどの人がわかっていない。
☆アカシックレコード☆
森羅万象全てが網羅された記憶装置、もとい記録媒体。
その概念として存在。何らかの方法でアクセスすることで情報で読み取れるかもしれない。ただそのためには圧倒的な知識量と魔力とは異なる大きな力が必要。
☆マッピング☆
マッピング。ダンジョンマッピング。
他にも使い道があるとかないとか。
実はマッピングの宝珠を山田が所持している。
☆宝珠☆
願いの宝珠の他に《Sレアスキルの宝珠》なども存在する。
マッピングの宝珠なんかはこれに該当する。
☆《願いの宝珠》☆
願いを叶えてくれる宝珠。
ただし○○○○ないとは言ってない。
☆UTuber☆
UTube動画投稿者。竜宮院は意識高い系UTuberが大好き。社長や投資家や医療従事者かぶれの投稿者を数多くお気に入り登録している。ただ竜宮院にその情報を生かす能力があるかは甚だ疑問。
☆社長☆
竜宮院の夢。
社長になるから学歴は必要ないと考えている。
だから勉強はからっきし出来ない。
☆社会性昆虫☆
蟻や蜂などのカースト制度を採り入れていたり、ワーカー、ヘルパーなどの役割を担う個体に分かれたりと人間社会と似たような生活をしている昆虫。
人間社会のように三角形になっており、下のモノがメチャクチャな扱いをされることは当然。
☆聖剣☆
山田が全力で振るってもダメにならないやたら頑丈な剣。
勇者は持つだけで精一杯だった。
現在は剣聖ちゃんが保有。
聖剣を握る度に謎の涙が溢れて戦いには持って行けていない。
☆聖女☆
純粋、純潔、潔白、潔癖、清廉。
そのいづれもが彼女を表す言葉に相応しかった。
かつては愛と慈しみの女性だった。
☆アップルパイ☆
山田と出会って以降ミカの一番好きな食べ物になった。
中でもイチローのアップルパイが一番好きだった。
山田が出来立てのコレを地面に叩き落とされた。
☆魔法使い☆
魔力量、コントロール、応用力、攻撃力いづれもが王宮魔法貴族を遥かに凌ぐ。そもそも初級魔法しか使えないことを除けばアルカナ王国学園の主席すら足元に及ばないレベル。
弱点属性の魔法を発動出来さえすればダンジョンボスを一撃で葬れる技を数点持つ。
ただ必殺系は極端に詠唱が長くアンジェが紙装甲のため優秀なタンクが不可欠。
紙装甲を抱えて、タンクなしでどうやって超高難易度のダンジョンを探索していくつもりなのか、甚だ疑問だったりする。
☆《
私の世界を創ったのは私と貴方だった。
私の世界には私と貴方の二人だけでいい。
そのように名付けた由来はもう彼女の中には存在しない。
☆剣聖ちゃん☆
真面目系デレデレヒロインだった。
諸刃の極みを習得し、《刃の亡霊》を下したことで、剣の腕は父の騎士団長を凌ぐことはおろか、歴史上の最強の剣士となった。
現在では「はい!」「はい、はい!そこ!」「はい!はい!」と謎の訓練を長い時間竜宮院と積んだことで開花したとされている。
☆刃の亡霊☆
刃の迷宮のボス。
アカシックレコードから何らかの方法でコピペされた歴代最強とされた剣士や勇者の剣技を持つチートモンスター。
核となる人格は業無しノースキルと言われる剣に全てを捧げた気狂い。
中弛みを防ぐべく戦闘シーンのほとんどがカットされた。
一対一の対決を望み、その状況を整えるため、
《
☆《
超高速飛行する六本の刃型モンスター。それぞれ分離、独立して相手を連係攻撃したり、合体して凶悪な溜め技(クソデカ極太レーザー)を使ったりする非常に強い難敵。
光ると一瞬だけ千倍程の速度で行動する。
こいつに出会えば人類のほぼ全ての人間が詰む。
攻略法は優秀なタンクでガードしまくるか、感知スキル持ちが動きの先読みをするか、山田のように負けじと超高速戦闘をおこなうかのいずれかのみ。
どれもこれも机上の空論の無理無理無理のカタツムリ。
☆超高速戦闘☆
人類がこの種の戦闘を行うモンスターと出会った瞬間、大体死ぬ。
☆《
《光魔法:極++》を持つ山田のみ使用可能。
アンジェリカとの共同開発の賜物。最大速度は通常時の1000倍とも言われる《超高速の剣劇クラウソラス》の動きを軽々と凌ぐ。弱点は燃費の悪さ。
理屈としては、己の身体を光の粒子と化す光魔法なので、1000倍程度の速度では止まったも同然だった。
この状態の山田と出会った瞬間、敵は死ぬ。
初期案では《
☆《
「幻覚か?」「いや幻覚じゃない?」「やっぱり幻覚か?」「何が幻覚なんだ?」という状況が永遠に続く謎の光時空に対象をブッ飛ばす。
極太レーザーはこれで消し飛ばした。
☆《
凝縮した光属性魔力を剣に注ぎ込み纏わせる魔法。
光の魔法剣のハイパー上位互換。
下手な剣であれば耐えきれずに爆発する。
山田の固有魔法。
☆《
凄まじい量の光魔法粒子を針状に形成し、
面の制圧に長けていたり、長距離から狙撃のような使い方も可能。
山田の固有魔法。
☆《
《
《
☆ダブルエッジ☆
究極の剛と至高の柔という矛盾を止揚した剣技。
《諸刃の極み》とも言う。剣聖ちゃんの完全なオリジナルと称しても良いほどで、《
今やその名前も、竜宮院の勘違いによって謎の名称デュアルエンジンとなった。
☆誓約魔法☆
契約魔法のスーパー上位互換バージョン。
クレリックやプリーストなどの神へと遣える職業の者のみ使える魔法。習得には神への非常に高い信仰心と平等と正義を尊ぶ心が必要。
誓いと代償の天秤の釣り合いは両者の合意次第。もちろん聖女も用いることが出来る。破ると宣誓時に己が背負うと合意した罰則を課されるとともに神にも見放される。そもそも神とはなんぞや……?
☆勇者☆
勇者。勇ある者。護国救世を果たす者。
ほとんどのRPGでは死んでもすぐに生き返る。
何度も何度も何度も生き返る。
敵を倒すまで無限に生き返り続けて、ラスボスを倒すまで何度でも特攻は繰り返される。
また死を繰り返しても大丈夫なメンタルの持ち主でもある。
☆《限界突破》☆
○○○○○○○のか不明。
☆詠唱破棄詠唱☆
詠唱を破棄した詠唱。
スーパーなんたらを超えたスーパーなんならみたいなもの。ちがうかも。
数倍の魔力を使い詠唱を無理やり短縮、もしくは破棄する詠唱方法。
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