マンガ、アニメについてのぼんやりした考察

氷染 火花

日本のラブコメは独自ジャンル

完全な趣味雑文日記です。今日のテーマはラブコメ作品についてです。

先日友人と話していてふと気になったことがあったのです。


日本のラブコメ作品、小説マンガアニメを問わず人気ですよね。日本国内だけでなく海外の方にも毎回好評で受け入れられています。


「イジらないで長瀞さん」という自分の好きな作品があるのですが、これも噂だと海外で大好評だったことがアニメ2期制作への後押しになったとかで、作品ファンの自分としては嬉しい限りです。


そこで疑問が湧きました。


海外のラブコメ作品って、ほとんど無いかあっても知られていなくない? なぜ? と。


ここで言うラブコメ作品とは、いわば「男性向け恋愛フィクション作品」のことです。

女性向けの恋愛作品はそれこそいくらでもあります。国内国外問わず膨大な量があります。

それに対して男性向けの恋愛作品、いわゆるラブコメ作品(少年向け、と加えてもいいかもしれません)はほとんど日本でしか作られていないのではないかと考えたのです。


で、思ったのです。海外では、いや、日本でもメディアのメインストリームでは、まだまだ「恋愛作品は女性のもの」と言う意識があるのではないかと。

日本でも、実写映画やドラマは(元々のラブコメ原作を除いて)恋愛作品ほほぼ女性向けだけですよね。

男性向けに最初から作られた恋愛作品って、ほぼ無いんじゃないでしょうか……?


本当は男性だって恋愛の甘酸っぱさや切なさを楽しみたいのに、それに応えるような作品は日本のラブコメ作品くらいしか無いのではないかと。

そう思うと、日本のラブコメジャンルというのはなかなか豊かな文化なのではないかと思います。

ラノベでもラブコメジャンルはずっと人気ですが、ぜひこのまま文化としてさらに栄えてほしいです。


あ、これは牽強付会上等で書いた私個人の意見です。異論など多々あると思います。その時はご教示いただければ幸いです。


ラブコメは案外日本独自の文化なんじゃないか、と思った話でした。それでは。

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