第6話
軍に入隊してから五ヶ月が過ぎようとしていた、
相変わらず圭人はうるさい、だがマシになった、智也は相変わらずあまり喋らない、そして肝心の俺だが自分で言うのもなんだが少し筋肉が増え肌も少し焼けた気がする
「まあ少しは変わったかな、、、」
思い返せばここまで、早いような遅いような気もする
「集合!」
教官から集合がかかった「今日もトレーニングか、、、、」智也が言う
「今回は実践訓練を行う、今回はいつ起こってもおかしく無い敵国との実践訓練だ今回は三人組でサバイバルで行い5日間山に籠って生存してもらうリタイアする時は発煙筒を使え」
そしてバスで移動し今回の実践訓練の山についた今回はトレーニングと違い水も食料も何もない
「五日間俺は生き残れるのか?」
「大丈夫さハルト俺たちなら絶対いけるさ」
「ありがとう圭人」「そうだね僕たちならいけるさ」「よし行くぞ!」
「オウ!!」
そうして五日間のサバイバルが始まった持ち物は銃のレプリカ(重さは本物と大差ない)
このレプリカを背負って行動するので行動する時に大きな障害になる
「こんなん背負って行動してたら日が暮れちまうぜ」本当にそうだ圭人の言う通りこんなに遅いと水や食料そして火すら起こせない、しかもこの山は夜には狼やクマがでることがあると言っていた「クッソーどうするハルト!」「とりあえず此処を拠点として、何よりも先に火を起こして夜に備えよう」「ああ、分かったとりあえず俺は木を集めて来る」
「頼んだ圭人」「僕は何をすればいい?」「智也はキノコとかの食べられそうなものをお集めてきてくれ 後目印をつけるのを忘れないで」「分かった」
そして俺はとりあえず目印をつけながら水を探しに行くことにした、教官が言ってた
水を探すなら音を聞けと、そうして四十分近くかけたが見つからず日も暮れてきたので戻ることにした「すまない水が見つからなかった」「しょうがないさハルト明日三人で水を探しに行こう」「ありがとう智也」
そして夜が明けた
「おはよう智也、圭人」「ああ、おはよう」「ハルトが寝てる間に水がありそうなところを絞っておいたんだ」「そんなことまで、、、」「勿論俺も手伝ってたんだぜ!」
本当にこの二人には感謝しかない 「ありがとう」「ん?なんか言ったか?」
「いやなんでもない」「そっか、じゃあ行くか!」「応!」
そうして二日目が始まった
「教官今回はどれぐらいがリタイヤすると思いますか?」
「そうだな半分はリタイヤするだろう、まあ楽しみだ」
そうして俺たちは水を探すためにさらに上を目指すことにしたどうやら智也が言うには上に行くけば行くほど水と出会う確率が上がるらしいそうして歩いていると急に圭人が叫んだ
「逃げろみんな!熊だ!」熊がいた、しかも、ゆうに三メートルはある
智也がいつか言っていた気がする確か熊と遭遇したら背を向けずにゆっくりあとずさりしながら下がり逃げるらしい「どうするハルト!」「このまま後ずさりして大きな声で叫けべ!」「分かった!」そうして俺たちは大きな声を上げ熊を撃退した、しかしながら水は見つからず何も得ず二日目が終わった。
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