第29話

アレキサンダー


東京都赤羽区戦勝林学園ここは武道を極めたいまたは将来極める卵達の学校でここで学べば特殊部隊への就職はかなりイージーになるといわれている。そこには忍者科軍隊科傭兵科騎士団科拳法科特殊部隊科魔法武道科スパイ科侍科盗賊科など多種多様のクラスが存在してその教育は一流のものだといわれている。教師達の中にも強者は多い。

そして一年を通して起こるイベンドがとても多く50-60といわれているその中でも生徒達が最強きめるコロッセオでは動員数10万人を超えてその成績でスカウトをしたりすることもある。

ここは宝武会孫娘源奏の通う高等学校である!

「ひょえーでけぇ!こんなところ通ってんのか奏ちゃん。まさにブシドウって感じのとこだな!早速学校の校長先生にでも話ききいきますかー!」

グラウンドを見てみると拳法着を着た集団が

掛け声を揃えながらカタを行っている生徒達がたくさんいた。

アレキサンダーはマップを見てみた。

「校長室はー?っと!おっけー!2階の奥ね!

コンコン

「しっつれいしまーす!警察のものなんですがー!校長先生はいらっしゃいますでしょうか?」

「空いてるよ!勝手にはいんな!」

金髪の若々しいナイスバディの女性がはっぴを着てすわっていた。

「失礼します!おっ!美魔女校長ちーす!」

「うるさいよ!何のようだい?」

「そりゃもちろんQ-PITの錠剤のことっしょ?龍ちゃんからきいたよ?」

「あーその件なら困ってる大変困ってる!龍ちゃんってあのクソジジイのことかい?私はあのジジイの元弟子さ!」

「そうなんだ!あんたに最初に聞きたいことはあんた龍ちゃんの弟子とかおいといて

強いでしょ?」

「そりゃあんたが束になっても勝てないだろうね!でもあの源龍弦には一度も勝ったことがない!だから弟子をやめたのさ!」

「なるほど!勝てないかどうかやってみる?」

「面白い!私は誰の挑戦もうけるってきめてんだ!」

プルルルルルル

「なんだこんな時に!もしもし!」

「今!そちらに隆一様がいらっしゃいますか??」

「隆一?知らない名前だねぇ!」

「いえ!います!気配でかんじるんですわ!嘘はつかないでくださいまし!」

「あんた名前は?」

「アレキサンダー隆一!」

「いたわ!奏〜まさかあんたのいつも言ってる隆一様ってこの金髪ナンパ男のことかい?」

「隆一様はナンパではありません!!今から行くので待っていてください!」

5分後

「隆一様!!」

アレキサンダーに黒髪の清楚そうな女性が抱きついた。

「奏ちゃん久々〜元気だった!!」

「この瞬間までは元気なかったですけど隆一様に会えて元気になりました。」

「そっか!その元気なかった理由ってQPITと関係ある?」

「隆一様はなんでもお見通しなのですね!最近学校に不穏な影がさしております!それでなんとかしなければと思っていたのですが、手がかりが掴めず」

「安心してよ!俺もここの調査することになったから!おまわりさんの得意分野だからね!」

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