第2話

「マインド犯罪対策課?」

「そうそう!俺らmind犯罪専門のおまわりさん!!つーか如月梓ちゃんしょ?あとで写真撮ってくんねー?妹がファンでさ!!」

金髪と黒髪半分のチャラそうな男が緊張感なさそうにそういった。

「遅いぞ!アレクサンダー!!飯田!!」

「へい!姉御すみません!!」

綺麗な赤髪の女の人が2人を叱るとゴツい黒髪をたてた男があやまった。

「へいへい!とりあえずこいつらなんとかしなきゃでしょ?」

アレキサンダーが獲物を狙う目でいった。

「飯田!お前はmindを広げて街の被害を減らしつつ、救助だ!!アレキサンダーお前は虫の数を減らせ!私は本体を叩く!!本体が気を失えばこの地獄もおわりだ!各自いけ!!」

「「了解」」

「わん!!!!!」

「犬?」

「コロちゃん!」

コロちゃんが一緒に戦うと覚悟を決めた目で見ていた。

「コロちゃんっていうんです去年まで飼っていたペットで亡くなってしまったはずなんですが」

「なるほど守護霊か!この時代なら珍しくない!よほど愛されていたんだな!」

「コロちゃん大丈夫なの?心配だよ!」

コロちゃんは真っ直ぐとした目で頷いた!

「安心して!如月梓ちゃんお巡りさんは守護霊も含めて守るのが仕事だ!そして悪い奴は捕まえる!コロちゃんの目をみたら連れて行かないわけにはいかないよ。必ず守るし、コロちゃんと一緒にやっつけてくるよ!」

赤髪のお姉さんはほほえみながらいった。

「わかりました。信じます!コロちゃんとお姉さんを。お名前きいてもいいですか?」

「私の名前は赤嶺レイ!マインド犯罪対策課だ!任せてくれ!正義執行だ!!行くぞコロちゃん!!」

「わん!!!」

虫達が町中に広がりそうになっていた。

「こりゃひでぇな!!まちがぐちゃぐちゃだ。やるか!mind on」

飯田がそう呟くと、町中に岩のネットがはられて、虫の行先をとめていた。

「おい!救助者いねーか!!!おい!!警察だ!!!救助者いねーか!!」

「た、、す、、け、、て」

掠れた声が聞こえた。

「どこだ!?いまいく!!」

飯田は駆け出した!!



「はいー40匹めー」

アレキサンダーのまわりに無数の虫の死骸と

背中に無数のナイフが浮かんでいた。

「あとは任せたぜレイさん!」

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