第9話 取り乱しからの挽回目指す
「グゥ〜〜〜グググゥ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
(腹がなりになったなぁ!!)
色々やって落ち着いてきたら腹の虫が鳴ってきた所。
コン!コン!
「坊ちゃま!!入ってもよろしでしょうか?」
「うん、どうぞ!」
「それでは失礼致します。」
グレイスンがスススーと入室。
僕の近くまで来て屈んて僕の顔を覗き込む。
「お加減はいかがです?」
「いや、さっきはゴメンナサイ」
すかさず立ってお辞儀するショタ。
少し柔らかい顔をして覗き込み額に手を添えていたのを止め、側で立つグレイスンは。
「滅相もございませんよ!!
大分お加も戻られたご様子安心しましたよ!」
「そりゃぁ始めのウキウキから一旦森を進み始めたら、色々とキョロキョロしちゃうし、何か聞こうにも次々疑問が出て来てて、あれよあれよと目に映ってキタものにビックリしちゃってて・・・
本当にゴメンナサイ。」
またしてもショタぺこり。
「いえ、そうゆうことでしたら大丈夫ですよ。
ソレこそ説明も無しに進めたのは私達ですからね。
では、お召し物を替えたらすぐにごお食事にいたしましょう!
お昼も召し上がられておりませんゆえササッと、着替えて参りましょう!!
さぞお腹がおすきでしょう?」
「そーなんだよ!さっきからぐうぐういってて」
着たままだったちょっとシャレオツ服をいつものラフなものに!(それでもお高そうな服)に変えて食堂へ・・・
ここからがまた一つの登竜門!!
そこまでデカいイベではないハズ。
鼻息粗めにイケ片眼鏡翁さんに付いていくと、
(ショタ1名様入りまぁす。)
そこには、本来早目に来てなきゃ行けない立場な、ショタを待ち受ける御三方!!
これは中々な威圧感!!(やべぇですぜ!御三方よ!!)
お子様にその圧は(どうよ!!)と思っていると、
「貴方!何怖い顔してるのよ!ルー君がまた慌てたらどうするのよ。」
確かに息子に向ける様なものではないでしょう!(おッ!!)
「そうよ!孫は可愛がるものよ♪」
(おぅッ!)
まさに母性!!と祖ッ!寒,怖!グランマ性も同じ様な圧を盛っていたニ角の言葉とは思えんが、ここは流れに乗る流れだね。
前世から長めなものには巻かれていく所存!!
今生もグイグイ巻かれに自ら活くよ✨(特に女性系等には躊躇いは大凶だからね!!)
どこの世界も相場が決まりに極ってるもの。
だいぶやわいだ雰囲気を背景に(イザゆかん!)
「色々あわててしまって落ち着くのに時間を取りました、さっきはゴメンナサイ!!」
ショタぺこり。
グランマが片手を口に添えながら、
「まぁまぁそぉね!初めての "フォレスト・ハイウェイ” 乗ったら流れも速いし!
目まぐるしい動きはすぐ疲れちゃうものね。
そおゆう事なら仕方ないかしらねぇ。
じゃぁ!問題無くステータスは覽れたのよねぇ?」
気になるフレーズに反応も出来ずに顔を上げ、自分の席に移動しながら、すっと(イケ片眼鏡翁)に引かれた椅子に座り、すかさず考えてた言い訳を!!
「はい問題無く!!
ただ人族目の意味はわかったのですがミックス?エルフ種?ってのが先ず引っかかりその後に続く表示の理解が追いつか無かったのか!
気付いたら自室のベットで座って居たので、色々とご迷惑を掛けしたようで改めてゴメンナサイ。」
まだ片手を手で隠したままのグランマが、
「祝福がちゃんと届いているなら良いのよ♪」
母が優しげな眼差しの横顔を向けて空かさず、
「されじゃぁ先ずはご飯食べてから後でユックリ話しましょう。折角の食事が冷めてしまうわ!!
ほら貴方!!。」
母は父に顔を向けて催促し向けられた父は、熟れた手つきで顔を奥に向けて手を!
パンパン!!
それだけで馴れた動きでディナーが運ばれて、何かの肉のローストに付け合わせの芋?人参のような形に大きさの緑の野菜を添えて?
ポタージュのような濁りとトロミがありそうな?真っ黄色のスープに!
極彩色なキャベツ?レタス?的なサラダかな?朝も出てきた焼き立てのパンは、(ホカホカでいつもより今日は小麦以外の匂いが強めな気がするパン)
最後はブドウだとわかるジュースが並ぶ食卓。
全体的にいい匂いはしているし素材自体の旨味が、強いのか食欲は減退する気配はないのだが・・・(元デブの慾望は衰え知らず!!なので繰り返しの毎日ハードなダッシュですよ!!もうデブは嫌なのよ)
ここ数ヶ月で塩オンリーな味付けはソロソロ・・
一応素材を活かす系を嗜む民族だった記憶が、有る自分としてももう少し肉に掛けるソースや、オリーブ的な油をサラダに掛けてもらえないか?とか考えてしまうのは致し方ないはず。
だが厨房を覗いた感じでは無い物は無かったので、今は諦め少しでもこれからの欲求を求め!
少しでもなにかの矛先の欲求を反らし!
先送りにするために1手!!を此処に!
ホカホカパンを手に持ちクンクンムシャムシャしてから考えてるふりをして!!
「父上!今日のパン!いつにも増してシットリモチモチな舌触りな気がしません?」
「ん!どれ。」 モグモグしてても(無駄にイケオジ!!)
「確かに風味も違うし食感も違うな〜。」
奥を向きながら父は、
「誰か料理長も読んでくれないか?。」
しばらくしてすぐに、
少し慌ただしさを醸し出し始めた中で・・・
決心を持った顔で(強面だがイケ面顔の部類)を向けながら食卓に近寄っ来てから、
「大変申し訳ありません。お出ししたパンに不手際があったようで、どうかお咎めは自分の身だけで何とか成りませんでしょうか?」
と勢いよく頭を下げる!
流れる動きからのTHEどげ〰ざ〰!
(うん!土下座ときたかこれはアルアルのやつだね〜。)と考えてる間に・・・
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