昭和の青春②(公衆電話)

進藤 進

ピンク色の公衆電話

レトロな映画なんかに。

よく、登場します。


舞台は喫茶店。

レジカウンターの横にありました。


通貨単位は。

10円。


小銭が無い場合は。

レジで両替してもらいました。


1970年代当時は。

10円で三分の通話。(自信はありませんが)


ワンコインで。

ある程度の意思疎通はできました。


あの頃。

流行した曲で。


かぐや姫の。

「アビロードの街」がありました。


ビートルズのジャケットを真似て。

都会に住む恋人の風景を綴ったのです。


青山の喫茶店で。

多分、主人公は青学の学生なのでしょうか。


会わない水曜日に。

急に声が聞きたくなって。


喫茶店の公衆電話から。

かけたのです。


ポケットを探ったコインは。

10円玉ひとつ。


だから。

長くは話せないけど。


好きだよ。

・・・と。


う~ん!

こいつうぅ・・・。


と。

いうような。


オシャレな話に。

進少年は憧れたのでした。


バカ。

ですよねぇ。(笑)


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