安上がりで、お得な時代
今から思えば。
一握りのお金持ちの方々を除けば。
殆どの若者達が。
同じ青春をおくっていたと思います。
アルバイトは沢山あったし。
少し、頑張ればデート代も稼げました。
貧富の差も少なくて。
GパンとTシャツでオシャレできたのです。
ロレックスの時計も。
ビトンのバッグも。
平成時代のことで。
昭和の若者は本当に気楽でした。
もっとも。
僕は平成になっても変わりませんでしたが。(笑)
二番館で映画を観て。
喫茶店でチョコレートパフェを食べれば。
彼女もご機嫌だったのです。
平成のバブル前。
楽しい、肩の張らない時代でした。
「ぴあ」という雑誌を御存知でしょうか?
映画から演劇まで。
エンターテイメントの情報がビッシリ掲載されていました。
特に東京というか、関東の映画館は全て記載されていて。
松戸や新小岩、熊谷まで。
当時は映画館も沢山あって。
1000円あれば、一日中、楽しめました。
映画で400円。
近所の商店街でパンやコロッケを買って。
ビールやコーラも持ち込みで。
僕は一人でも休日に二本から三本立ての映画を堪能しました。
ブルースリーの「ドラゴンシリーズ」四本だてなんか。
最高でした。
朝、9時から夕方まで。
ガラガラの映画館で。
学生だから平日に行けたので。
しかも当時は500人くらい収容できる大きな建物が多かったのです。
疲れたら。
4人位の座席を倒して寝転んで観ていました。
本当に。
楽しい休日だったなぁ・・・。
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