異世界召喚されたら最弱で虐められましたが、特殊スキル【急成長】で、最強になって仕返しします!

額田兼続@最近DR.STONE好きな人

第1話 召喚されたらいきなり最弱だって言われました

「どこだ、ここ?」

そう戸惑っている俺ー上杉武尊うえすぎたけるは、自室でゴロゴロしていたら、なんか西洋ヨーロッパのどっか見たいな場所に居た。

そこに、俺の友達(困惑中)と、西洋人がいた。

「えっと…は、ハロー、ヒア、ウェア?」(Hello, here, where?)

これでも全力だ。

すると西洋人が困惑した。駄目だった。

俺の友達、徳川陸斗とくがわりくとが呆れたように俺の顔を見て、西洋人に話しかけた。

「…えっと、アイムソーリーツーテイクヨータイム。フーアーユー、アンドホエアイズヒア?」(I'm sorry to take your time. Who are you, and where is here?)

すると、西洋人が陸斗に呆れた顔をし、こう言った。

「あ、別に日本語でも通じますよ」

なんだよ。凄く恥ずかしいじゃねーか。

「あの、ここは、どこですか?」

「ここは、貴方達の言う…『異世界』です。この世界には魔王がおり、それを倒してもらうのですが、知識がないといけません。なので、学園に通ってもらいます」

学校?嫌いだなー。

「まず、魔力を測定して貰います」

すると、まず俺の隣にいた近藤翔太こんどうしょうたが連れて行かれた。

それで、陸斗、吉田涼介よしだりょうすけが連れていかれ、俺の番となった。

なんか血圧検査みたいなのだった。

「そこに腕を入れてください」

言われるがままに腕を入れる。

「えっと、貴方の魔力は…」

後ろの壁に、魔力値のことが書かれていた。

こんな内容だ。


魔力{1000}以上

最強

魔力{750}以上{999}以下

結構強い

魔力{500}以上{749}以下

強い

魔力{100}以上{499}以下

平均

魔力{50}以上{99}以下

弱い

魔力{20}以上{49}以下

結構弱い

魔力{1}以上{19}以下

最弱

魔力{0}

魔力無し 増えることはない


我ながら身体能力は高いから結構上の方なんじゃないか?


「{1}です」

その目は、失望していた。

「ところで、他の皆は?」

「ええと、近藤翔太さんは、{290}、徳川陸斗さんは、{723}。吉田涼介さんが、{392}、です。」

俺だけくっそ低いじゃん。さっきの言葉「我ながら身体能力は高いから結構上の方なんじゃないか?」を言った時の自分(数秒前)を、ぶん殴りてぇ。

「それでは退出してください」

顔も暗くなった。{1}ってなんだよ、{1}って。


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初登場の人物


上杉武尊(14)

主人公。面倒くさがりで、テストの点数はゴミで、平均点23点だが、身体能力は化け物で、走り高跳びをした結果体育館の天井に頭を打った経験あり。上杉謙信の子孫らしい。


徳川陸斗(14)

武尊の親友。テストの点数は95点以上しかとったことない天才で、身体能力もいい。だが、武尊が体育館の天井に頭を打った時を目撃していた為、トラウマになってスポーツをやらなくなった。


近藤翔太(15)

やんちゃで、1日1回は先生に怒られる。身体能力も勉強も0だが、習字を習っていないのに書道は全国大会優勝経験あり。何故か絵も上手い。


吉田涼介(14)

とてつもない天才だが、運動はできない。なんと本気で100m走25秒。

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