episode5「乱獲って、知ってる?」
「ねぇ、アニカ。」
「な、何? お母さん。」
「こんなに魔王をとっても、食べきれないわよ?」
「あ・・・」
そうだった。楽しくて取り過ぎちゃった。
「そうやって、取りすぎるからゴブリンやウルフの保護活動をしているのでしょう?」
「ごめんね。お母さん。」
「まぁ、ご近所にでも配りましょうか。」
お裾分けすらばいいのかな?
「アニカ、手伝って!」
「はーい!」
×+×+×+×+×
「繁殖場のおじさん、これあげる!」
「ん? これは魔王か!?」
「そうだよ!」
おじさんはすごく驚いた様子で言った。
「ありがとう、しかもまだ生きてるじゃないか。これで、養殖場を復活できるよ。」
「よかった!じゃあ、おじさんまたね!」
明日からは魔王の肉だー!
異世界の週末 灯火(とうか)@チーム海さん @UMIsandayo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます